苫小牧市ウトナイ南の口コミ（1件）

2020年に職場で行われたストレスチェックで高ストレスと判定され、面談を受けました。
そこで産業医より大人のADHDである可能性から、検査を受けることを勧められました。
2020年末に他の病院でADHDおよびASDであると診断され、アトモキセチンが処方されました。
アトモキセチンですが、服用したらどうしようもないほど眠たくなりました。
それが原因で職場から休職して治療に専念するよう命令されました。
そのことを主治医に相談したら、アトモキセチンの処方が止められてしまいました。
ADHDを少しでも良くしたくてアトモキセチンに頼ってるのに、それを止められ、しかも代替の薬も処方しないと来ました・・・
お話にならないため、別の病院を探すことにしました。

そこでたどり着いたのが、植苗病院でした。2021年3月のことです。
まず医師の対応が全然違いました。
とても親身になって話を聞いてくれて、困っていることをすべて相談しました。
さっそくADHDをはじめとする検査を行いましたが、こちらは問診と知能検査、母と帯同での面談で3日間にわたり検査が行われました。
結果、ADHDおよびASDであると診断されました。
前の病院での検査はせいぜい2時間程度でしたが、植苗病院での検査はそれと比較にならないほど厳密で精密な検査で、受けている身としても非常に納得できるものでした。
紆余曲折はあったのですが、アトモキセチン120mg/日とコンサータを併用するという処方内容が、私にはベストであることがわかり、状態が安定したため、復職することができました。2022年2月のことでした。
復職してからは休職前と全く違う業務につきました。
現在は職場でただ一人だけのシステムエンジニアという立場です。
休職する前と比較して、周囲の人の態度は全く異なり、とても友好的なものでした。
職場での評価は人が変わったようにV字回復しています。

その後、主治医の転院に合わせて植苗病院⇒柳町診療所を経由して、2024年2月よりウトナイ病院に4週間に1度のペースで通院しています。

上司からは私だからこそ任せられると言われ、休職してでも治療に専念した甲斐があったと実感しています。

ADHDとASDの両方は100人に1人と言われています。私はその1人に入ってしまったわけですが、諦める必要は全くありません。