東大阪市鷹殿町の外科の口コミ（1件）

以前虫垂炎で緊急入院、手術を受けました。
10日足らずで無事退院できたので病院の設備、外科技術については問題ないと思います。

病院の雰囲気としては良くも悪くも活気があるというか騒々しい感じです。
救急搬送も受け付けており産婦人科などもあるため、夜間でも遠くの方から救急車の音や赤ん坊の泣き声などが聞こえてきたり、24時間体制で頑張っているなと感じました。
そういった音をうるさく感じる人もいるかも知れませんが、手術後の不安な夜にはむしろ「いつでも助けてもらえる」という安心感を私は感じました。

手術を担当してくださった医師の印象は、急患を何度も受け持って百戦錬磨のベテラン中堅といった感じでした。
モタモタ説明するよりはとっとと手術して腹膜炎などの併発を防ごうという事でテキパキと対応してもらえました。

ただベテラン医師以外の看護婦等のスタッフはピンキリで個人の能力差・職務態度などの差がかなり有りました。
急患応対の経験がある看護婦さんはやはり肝が据わっていて安定感がある印象を受けました。
逆に経験が浅く未熟なスタッフも、人手不足のためと思いますが現場に投入されているようでした。

看護婦では無いと思うのですが入院患者の洗髪をするために各病室を廻るスタッフがおり、やる気の無い高校生のバイトと言った感じでした。
あからさまに嫌そうな顔で作業をしていて、髪を洗うのも下手だったので自分の手で洗いました。
挨拶や説明もしてくれなかったので、とまどいと不快感しかありませんでした。
病院の仕事云々よりも「人間として分かってない」感じの暗い人でした。
看護婦の仕事を減らすために業者やボランティアを使っているのかも知れませんが、最低限の応対について訓練していないような人間を医療の現場に出すのは問題があると感じました。

また、看護婦の中にも注射や採血が下手な人がいて、入院初日に血液型検査・薬のアレルギーチェック・点滴と、注射をする機会が三回ありましたが、その都度4～5回注射を失敗するので腕が穴だらけになりました。

医師にも研修生？のような人がおり、点滴の交換に来たのですが、結局針が血管に入らずそのまま何もせず帰っていきました。
手術後、食事ができるようになり体力が回復していた時期だったので点滴無しでも大丈夫でしたが練習台にされたのかと感じました。
注射の下手な人は針を刺した後、腕の中をこねくり回して血管を探すのですが、それがどれだけ痛くて気持ち悪いか自分で体験して欲しいと思いました。

以上のように、優秀な人もたくさんいますがスタッフのクォリティの統一に難が有ると感じました。
近年、医療ミスが騒がれているので改善されているとは思いますが、医療の現場は常に人手不足なので難しいかも知れません。