新宿区信濃町の循環器内科の口コミ（2件）

循環器科を受診。
左胸に痛みがあり、3ヶ月ほど前に健康診断で要精密検査と
言われたこともあったので検査をお願いしたのですが、
健診と同じ心電図をとっただけで「異常ありませんね」と。
それだけならまだしも
「症状を聞いたとき嘘だと思ったんだよねー」
「健診で異常有りって言われると痛い気になってきちゃったりするから」
と、症状自体を否定するような言われ方をしました。
健診の結果は随分前に出てるのだから、今更「痛いような気分」になんか
ならないし、実際痛いから言っているのに。
慶応では他の科もかかっていて、手術の予定があるので念のためと思い
仕方なく同じ院にしたのですが、これなら他の病院で
診てもらった方が良かったです。

診察はいつも急いでいます。話しづらい雰囲気です。わからなければすぐ他の科に回してくれます。でも連携が成っていないのか、いろんな科を一周、二周させられ、ただただ検査で、検査の数値や画像の判断に重きを置きすぎている感じがしました。もちろんそれも大事なことなのはわかっています。でも、患者の言葉や症状から判断できる知識や経験が乏しいように感じていました。
診察ではこちらから言いたいことを言えない雰囲気です。確かに私達素人とは出来が違う慶應という優秀な肩書を持った医師は尊敬に値します。でもそれだけなのがとても残念でなりません。
循環器内科で心電図、レントゲン等、定期的にしっかり見ていただいていたのですが、さらに詳しくと行ったカテーテル検査で、血管が手の施しようもないほどボロボロとわかりました。正直ここまで進んでいてもわからないものなのかなと疑問はありました。
おまけに検査結果を見た医師は、「わかって良かったですね」とおっしゃり、次の診察日は半年後でした。わかったからどうしたらいいかが、私にも父には伝わりませんでした。父はとても不安がっていましたが、質問しづらい雰囲気で、そそくさと診察室を出るしかありませんでした。これは父や私が気が弱いだけで他の患者さんは違うのかもしれません。
不安になった父と他の病院に行っても、慶應にかかっているなら、と扱われてしまいます。慶應が優秀だからなのか？なぜかはわかりません。だから慶應に行っていることを隠して、近所の小さな総合病院で診てもらうことをしました。すると慶應で中途半端な診断でとどまっていた足の重い原因を、父の歩き方を見た瞬間に心臓にあることを見抜き、丁寧に説明してくださりました。それが100%あっていたかはわかりません。でも父が自分の話を聞いてくれて、診てくれた先生に出会い、前向きになれたのは事実でした。しかしその矢先に父の心臓は限界を迎え、結局は全てのデータもそろっている慶應で緊急手術となりました。そして帰らぬ人となりました。
わかって良かったですね、、、
この先にあることに、もう少し寄り添って欲しかったです。
でも、たらればで、父は結果的に亡くなってしまったからその悲しみ悔しさをぶつける場を慶應にしていている自分はずるいかもしれません。現に亡くなってしまっても慶應に感謝している患者様、ご家族もたくさんいると思います。私だってそうありたかったです。