東茨城郡茨城町の整形外科の口コミ（1件）

[症状・来院理由]

リウマチであちこちの関節が痛み、腫れて炎症を起こし、微熱、全身倦怠感などの症状のため、
また人工関節置換手術などの相談、それら症状への鎮痛投薬を受けるため来院しました。

[医師の診断・治療法]

20年程前から、広瀬一郎先生という方が、整形外科医長として着任し主治医となりました。
私の知る多くのリウマチ患者さん達、また他の病気で整形外科を訪れる多くの患者さん達が広瀬先生に対し私と同じ感想を持っているため、ここにコメントさせて頂きます。


広瀬先生の診断は、単的明快、適切で非常に信頼できる先生という印象を受けました。ご存知のように、リウマチには特効薬がなく患者は皆、痛みと関節変形への恐怖、動けない辛さ苦しさを抱えています。

不治の病と言われる関節リウマチから救ってくれる何か特効薬、小さな事でも治る方法があればすがりたい思いを抱えています。

しかし一方、現代医学をもってしても根本治療は難しく患者は内心ではそれを知っているものです。

特に若いうちから罹患した場合、人生先行きに暗い気持ちを持ってしまいます。
対処法しかないそんなリウマチの辛さを抱えて私は来院しましたが、初めてお会いした時から、そんな患者の気持ちを非常によくわかって下さる医師という印象を受けました。


広瀬先生は、患者と同じ目線で言葉を発する。偏りや個性の強さがなく、患者を受け入れ何よりも対等に話す深い人間性を感じさせる医師でした。

広瀬先生自体、どこでどんなご苦労をなさってこんな他者の気持ちを理解するのが巧みになったんだろうと思ったことです。

そのおかげで、診察後には関節の痛みも心なしか軽くなる気がしました。長い闘病生活の中で良い医師に出会うほどありがたいものはないです。

医師との相性や感じ方は人それぞれで、中には広瀬先生ははっきりものを言うので怖いという患者さんもいますが、多くは「あんな先生はめったにいない」と感慨深く話します。

私も「あんな先生はめったにいるものではない」と思います。
願わくは、いつまでも変わらず患者と同じ目線でかつ正確な診断を。そして後に続く配下の多くの若い先生達が広瀬先生のこの精神を受け継いで下さるよう切に願うものです。


[感想・費用・待ち時間・看護師などスタッフの対応]

全般的な感想としては、診療科も多く医師の数も多く一概に言えませんが、中には以前循環器内科を受診した時、かなり偉い立場の方でしたが患者の話は殆ど聞かない先生もいらっしゃいました。

患者の思いをピンポイントに知り相互会話ができたらと思ったことです。そのため「医師の対応」の評価は、5にできませんでした。しかし他にも讃えたいその頑張りに頭の下がる名医が何人もいらっしゃるのは事実です。治療結果の良し悪しにより評価は分かれてしまいますが。

国立病院時代から長年診察して頂いており、入院も何回もしましたので、看護師、スタッフの皆様の対応は外来ばかりでなく病棟も含めての評価とさせて頂きました。

しっかりした方が多いので、対応もしっかりしていて優しく良いと感じます。これも大病院のことゆえ、中には新人さんも慣れ過ぎた方も、行き違いもあるだろう個々人の対応を一羽ひとからげにコメントするのは難しいです。


またあくまで主観ですが、水戸医療センターへ電話すると問い合わせ先を音声ガイドで案内されます。
高齢者などは、ボタンを押すのが面倒くさく寄り付き難く感じるのではないでしょうか。

やはり心のこもった人の声で対応されるのが患者にとってはわわかりやすく親切な感じもすると思うのですが。