熊谷市板井の脳神経外科の口コミ（1件）

去年、父が脳動脈瘤のため手術入院しました。
当初、カテーテルによる手術にするか、開頭してのクリッピング手術にするか、とても悩みました。
最終的にこちらの病院でのクリッピング手術にしたのですが、決め手は たまたまこちらの病院がちかかったことと、担当してくださった大井川先生の技術を信頼してでした。
結果、父の動脈瘤は 瘤の中をまた動脈が通っており、瘤自体もハート型に変形したとても破れやすいものだったため、開頭してのクリッピング手術で大正解でした。
術後は顎の脇の筋肉を切断したため、口を開いたり、噛んだりすることが少し不自由になった以外は、とても満足しているようです。

2023年　術後8年経っての追記です。
当時71歳だった父は79歳になりました。
今も変わらず、何に一度の定期検診を受けています。
その後、担当の先生は5人めで、中にはPCの画面しか見ず、父の見た目の症状や動きなどをまったく気にかけてくれない先生もいましたが、今年の担当医は若い先生ですが、父の目を見て、話を聞いて、その上でデータの内容を説明してくれる先生で、安心して受診できました。
脳動脈瘤の手術の後、タイミング不明の大きな脳梗塞、膀胱癌、脳の開頭手術の影響もあると思われるてんかん発作も出てきて、認知症の初期の症状もありますが、同程度の病を経験した方に比べたら、健康な方かと思います。
ただ脳の開頭手術に関しては、てんかん発作の可能性があることをお伝えしておきたいと思います。
予防のための手術で、てんかんの可能性が出るという、どちらを取るか慎重にご検討された方が良さそうです。