西宮市上ケ原十番町の急性の下痢の口コミ（1件）

2011年2月、急な発熱・高熱・下痢・強烈な頭痛などの体調不良で、
家の近くにある「上ヶ原病院」に行きました。

診断結果は「風邪」と言われ、薬を処方され２日程で治ると言われましたが、
仕事を休み家で休んでいても、一向に熱などの症状が治まらず、おかしいなと思い、
再び、上ヶ原病院へ一人で診察に行きました。

先生に「症状が変わらずしんどい」と説明すると、血液検査をされ、
結果はインフルエンザと診断されました。
インフルエンザの薬を処方され、4日ほどで完全に治ると断言されました。

しかし、家で3～4日ゆっくり休んでいても、まったく治るどころか、
意識が遠くなり、まともに会話することもできなくなっていきました。

近くに住む親が心配になり、私の様子を見に来ました。
私の様子を見て、これはおかしいと思い、
私を連れて、もう一度「上ヶ原病院」に行き、先生に様子を伝えると、
その先生は私の親に「この状態では分かりません」と訳の分からない答えを出したそうです。
私は、この時すでに意識不明で、親と病院に行ったことすら記憶にありません。
すぐに紹介状を書いてもらい、西宮市の「兵庫医大」に緊急搬送されました。

兵庫医大に到着するとすぐに、先生が４～５名ほど私の担当医となり、
先生たちの第一声目が「この状態だとあと1日持たず死ぬところです」と
親に言ったそうです。

検査がはじまり、「ヘルペス脳炎」と診断され、
私は兵庫医大で2～3ヶ月程入院しました。
毎日寝たきりで、24時間ずっと点滴をされました。


兵庫医大の先生たちのおかげで、今は生きることができていますが、
記憶障害や失語症、体力低下などの後遺症が残り、
昔と同じような生活が今はできなくなりました。

もし、上ヶ原病院で「脳炎ヘルペス」の診断をもらえていたら、
こんな生活を今はしていません。
人生や生活が180度変わり、とても辛い毎日を過ごしています。