佐倉市の親知らずの口コミ（1件）

左下の親知らずの抜歯を行おうとしたのですが、2時間もかかったうえに抜歯に失敗しました。

施術が行われる前の週にレントゲン撮影をしまして、歯根と神経が近いと町医者では抜けないレベルで、大きな病院に紹介状を書いて抜歯してもらわなければならないと説明されてCTを撮ったのですが、問題がないということで抜歯を行うことになりました。

ところが2時間かけて抜歯に失敗した後のレントゲン撮影で、親不知が骨に癒着していてインプラントで使用するような骨を切る機械が必要だが、今日はそれを用意していないので抜歯は次の機会にすると説明されました。
しかしながら、前の週でレントゲンとCTの撮影をしたのに、なぜその段階で親不知と骨の癒着に気が付かなかったのか疑問に思います。
下顎の親知らずを抜くことは難しいらしいのですが、だからこそ悪い事態を含めたありとあらゆる事態を想定して備える必要があったのではないかと思うのですが、骨の癒着に気が付かいない、骨を切る機械を用意していないというのは高をくくった対応をされた気がしてなりません。
その結果、本来であれば抜歯後の痛みに耐えなければいけないところ、抜歯に失敗した後の後遺症にも耐える期間を加算される形になってしまいました。

施術は序盤こそ穏やかだったのですが、抜こうと思っている歯が抜けないものですから段々と荒々しくなってきまして、首の向きとかも固定するのが難しくなってきたものですから、途中から首の向きがあまりぶれないように自分の指で自分の顎を押さえていました。
また、器具に圧迫された影響で上唇に腫れができまして、後にかさぶたになりました。

後遺症は（最初は麻酔の影響かと思ったのですが）舌の左半分の真ん中から先が麻痺してしまいまして、咀嚼中に誤って食べ物と一緒に舌を噛んでしまうということが何度かあったために結構な腫れや傷ができてしまいました。
翌日に同じ歯科医院でレーザー治療を受けたのですが、数日後ぐらいから徐々に回復の兆しが見られるようになりましたが、麻痺が回復に向かうにつれ噛み傷の痛みに襲われるようになりました。
施術直後から舌の奥の左横に口内炎のような痛みを感じるようになったのですが、この部分は1月半経過した今も腫れとしびれのような症状が残ってしまっています。
また、痛みで大きな口を開くことができず、2週間経過してなんとか６枚切りの食パンが食べられるようになりました。

これは余談なのですが、施術中に貧血を起こしました。
時計を見られるような状況ではなかったのですが、３０分後ぐらいから貧血を起こし、６０分後に小休止に入っている間に回復させました。
原因は出血によるものではなく、ここの歯科医院はドクターもスタッフも患者が不安になるようなことを平気で言うため、緊張と不安と抜歯がうまく行っていないことを肌で感じたことから貧血の症状を起こしました。
今回の施術前も施術後も歯科医院で貧血起こしたことはありません。
受付の方からは抜歯に１時間も予定しているので、絶対にキャンセルしないでくださいとも言われました。

このような治療内容になりましたので、継続して治療を受けたいという気持ちにはとてもなれず、左下の親不知の抜歯は親知らずの抜歯で実績のある口腔外科の医師がいるところで行いました。
痛みで口を大きく開けることができなかったため、レイクピア歯科で抜歯に失敗してから１ヶ月半経過してからの抜歯となりました。
治療費は倍近くかかったのですが施術は４０分ほどで終わりまして、治療内容には満足しています。
後遺症の方は、抜歯に失敗した後の後遺症と比較にならないくらい少なく済みました。

下顎の親知らずを抜くことは難しいらしいので、どうしても近くの歯科医院で行いたい場合は十分な検討と相談が必要です。
縦に生えている親不知は私のように骨と癒着している可能性があり、横向きに生えている親不知は並んでいる歯に悪影響を及ぼす可能性があるそうです。

どうか私のようにならないようにこの経験を参考にしていただければ幸いです。