大阪市住之江区東加賀屋の消化器外科の口コミ（2件）

10年来逆流性食道炎による胸焼けで悩んでましたが、逆流性食道炎について詳しい先生がおられるとのことで通院中の病院から紹介されて外科を受診しました。数年前に建て替えられたとのことで非常に綺麗な病院です。ただ、外来の位置は少しわかりにくかったです。現在飲んでいる薬でよくならないため、手術の説明もありましたが、今はまだ決心がつかないので様子をみてもらうこととなりました。病気の説明や手術の説明も詳しく非常にわかりやすかったです。

昨年71歳でこちらの病院で末期ガンの母は亡くなりました。長年、糖尿病でこちらの内科にかかっていた母、月一で通院していたにもかかわらず、ガン早期発見に至らず。黄疸・尿の色がおかしい・全身のかゆみ・倦怠感等の症状あると言うので私が予約外で連れて行き、膵臓付近にガンが見つかりました。他の病院へ移ろうと勧める私たち家族の意見を取らず、こちらで長くお世話になってるし近いから付き添う父の負担も少ないし…と言うのでガンの治療もこちらの消化器外科でお世話になることに。
まだ手術できるとのことで術前検査完了次第早い段階で手術していただき、ホッとしていたのもつかの間、10ヶ月後にリンパや肝臓に再発・転移していることがわかり、通院での抗がん剤治療開始。しかし、副作用でどんどん弱り食べることもままならなくなり、このままでは抗がん剤で死んでしまうと本人と家族で話し合い、治療開始から５ヶ月で抗がん剤をやめるという選択をしました。その時の主治医はどっちでもいいですよ的な感じ。もう末期だから何してもそんなに変わらないよと言われてるような気がしました。患者に寄り添って一生懸命少しでも良くなるように！っていう感じはなかったです。
程なくしてその主治医が病院を辞め、次の主治医。お忙しい方だからなのか、診察室に入って見てもらうとき、いつも面倒臭そうな態度。言い方が上からで冷たい印象。なんだか少し怖い雰囲気。前の先生はまだこちらの話をゆっくり優しく聞いてくださったけど、今度の先生はそうじゃない、母も痛みやしんどさを説明するのも恐る恐る話してました。
抗がん剤辞めてから半年で母は腹水、脚のむくみでパンパン状態に。改善を期待してアルブミン点滴などで対処してもらうもさほど効果なく、そこから3ヶ月後には胸水も溜まりだし、いよいよ家で過ごすことがしんどくなったので、入院させてもらおうと病院へ。診察室で本人・父・私、主治医「もう1ヶ月ももたんから、入ったら家帰られへんで。ギリギリまで家におったらええんちゃうん？」と。
父も私も絶句。あまりにひどい言い方…他の病院に変わらなかったことを後悔し、本当に悲しくなりました。母は「わかってます、帰られへん覚悟でここへ来ました。入院させてください！」と。
そして、最後の入院をし、痛み止めもどんどん効かなくなり痛みと倦怠感に苦しみながら1ヶ月弱で亡くなりました。

母の希望通りここで最期を迎えましたが、私自身はここの病院で母の最期を迎えさせたことを深く深く後悔しています。
医者は毎日同じような患者相手に事務作業的になってしまうのかもしれませんが、心ない言動に患者・家族の心は傷つけられるということを、知らない医者がいるのです。