高槻市紺屋町の矯正歯科の口コミ（3件）

[症状・来院理由]

元々顎関節に異音があり、噛み合わせも悪く、顔も曲がっています。とりあえず歯科矯正をして手術すれば治る可能性があるとのことで、チャレンジするとにしました。

[医師の診断・治療法]

・矯正をして、１年後に顎の骨の手術をすること。その際に現金として一旦３０万円ほど必要になること（後で高額医療の返金がある）
・親知らずは全て抜くこと。生え方が悪いので紹介状を貰って医大へ行って抜きました。
・乱杭歯が多いので正しい歯並びをした場合、スペースが足りなくなりますので、上下左右１本ずつ抜きました。
・最初は歯の隙間にゴムを入れて器具を装着する土台用のスペースを作ります。順番は上の歯からになります。あとはゴムで少しずつ歯を動かして移動します。

[感想・費用・待ち時間・看護師などスタッフの対応]

最初に・・・院長先生はアメリカで最新式の矯正技術を身に付けられた医学博士です。他の矯正歯科の先生も一目置いていらっしゃいます。
最終的に院長先生が治療されますが、実際に器具を取り付けたり、ワイヤーを締めたりしているのは歯科衛生士です。最初のレントゲン撮影の時も、私の身長が高いために機材の中に首を入れて撮影が出来ずに悩まれたりしたので「私が腰を下げたらいいでしょ」って言う感じで撮影。口の中を普通の一眼レフカメラで撮影する時も、私は舌が２㎝ほどしか出せなくてＬとＲの発音が出来ないタイプの人間であることを理解できずに無茶苦茶な撮影をされました。今もこの時点で「止めます」って言えばよかったと後悔しています。
元の店舗は美容室だったのではないかと思いますが、当時は鏡がそのまま残っており、鏡の方に足を置いてベッドに寝ていました。女性の方でミニスカートを履いていた場合見えたのではないかと思います。後で改装されてキレイになっています。チョットした配慮が足りないのではないでしょうか。
親知らずを抜いて間もない時に、顔が四角に腫れている状態を見れば注意しないといけないと感じるとは思いますが、ある衛生士さんは作業中に一番痛いところを触れました。注意したところまた同じようにされました。
職業のことや受診できる曜日など細かなデーターをお渡ししているのですが、受付の方は毎回同じことを尋ねられます。「平日はダメですか」とか。
今でも一番腹が立つことは、普通は矯正と言うものは１～２年ぐらいで終了します。私の場合は６年かかりました。途中、顔を見るのも嫌になってサボったことも原因の一つとは思いますが、その間、一度も説明らしきことはありませんでした。痛いし辛いし、食事は出来ないし、お蔭で拒食症（みたい）になりました。精神的なサポートもなく、他の医者に変わって欲しくても普通の歯科のように簡単に変更は出来ません。現在「適応障害」で鬱の傾向が強い状態ですが、私の勝手な意見ではありますが元はと言えばココの病院が鬱病を最初に生んだのではないかと思っています。
私の場合、顎の骨の手術はしませんでした。矯正が長くかかって手術をする気力が無かったからです。私の勝手で歯の裏側の器具は取らずにそのままにしました。平成２１年に１つの器具が取れて久しぶりに受診しました。現在は病院勤務で、休みも前日でないと確たる保証が無い状態です。それもお手紙でご説明（何度も案内状が来るので）していましたが「器具を付けたままだと歯垢が残って虫歯になりやすいのでクリーニングした方が良いと思います。では半年後の予約を入れます」って言われました。普通の医院では相手の条件を最大限可能にするために努力する姿勢がありますが、そういう誠意が伝わりません。
診察台のベッドが沢山あって、衛生士の方が処置をされて、最後に院長先生がチェックして終了なのですが、本当に流れ作業で、一人一人の患者さんを丁寧に見届けていないような気がしてなりませんでした。質問や相談も出来ない雰囲気もあります。他の歯科で慣れていらっしゃる方は違和感を感じるかもしれません。
医療側からのペースで治療をどんどん進められます。「何時何時までに歯を抜いてきて」とか簡単に仰います。患者さんがメインの医院ではないのです。最近は雇用状況も厳しいですし、医院側の要望に応えられないことも多々あると思います。自分に合わない、嫌だと思ったら出来るだけ早い時期に勇気を持って中断してください。適応障害は複雑な要素がなければ半年で完治する病気です。自分のペースに相手を引き込むように持っていくことがベストだと思います。

これから矯正を始める方へ、私からのアドバイスです
①本当に矯正をした方が良いのかどうか良く考えて下さい
②費用は器具の９４万５千円かかります。全ての治療、作業は実費です。軍資金は２００万円から３００万円にあることもあると思います。働きながら資金繰りをしない方が良いと思います。仕事は辞めることは出来ますが、治療は止めることは出来ません。
③転勤族の方、ご家族の場合は、そうなった時にどうなるのかを先生から聞いた方が良いと思います。矯正は先生によってやり方が全く違います。殆どの場合は移動先からワザワザやって来ている方が多いと思います。実際に「広島から」とか会話が聞こえてきました。
④大人の矯正は、かなり「痛い」ことを忘れないでください。食事は豆腐、スープ、プリン、寒天、カレーのルーということもありました。少し食べられるようになっても、固いおかず（天ぷらなど）は１センチぐらいに細かく切って、ご飯はお茶漬けで食べていました。１６６センチの身長で体重が４０キロを切ることもあり、回送電車の突風でフラつくこともありました。記憶もおかしくなり、爪先は何時も裂けている状態で、仕事の能率も下がり、人間関係もおかしくなりました。もし自分がヘンだと思ったら（寝る前に勝手に涙が出るようになったら重症だと思います）迷わず精神科へ受診してください。鬱病を騙しながら生きていても後で竹箆返しを喰らいます。
⑤親知らずや虫歯でもない健康な歯を抜きます。先生は簡単に仰いますが、患者さんにとっては喪失感や言い知れない不安が付きまといます。そんな時は勇気を持って治療を中断してください。
⑥上の矯正が出来上がってくるとＭ字型の器具を装着されます。私のように舌の短い方は、上手く食べ物を口の中で回転させることが出来なくなります。柔らかいモノ、小さいモノは大丈夫ですが、麺類や糸こんにゃく、すき焼きのお肉などのように細切れでないモノを食べる時は注意が必要です。私の場合はすき焼きのお肉を食べた時に、噛み砕けないまま喉に入って行きました。苦しくなって喉に手を突っ込んで取り出したことがあります。精神的にかなり参っている時でしたので、ＰＴＳＤとまではいかないにしても、かなりの恐怖でした。拒食症が加速した可能性があります。
⑦接待や上司に食事を驕ってもらう機会が多い方は、少し考えられた方が良いかと思います。食べられない時期もあり、そんな時は相手に大変気まずい気分にさせます。私の場合はお見合いの時が一番食べられなくて、それが即効に断られた原因の一つでした。

決して矯正は悪い事ばかりではありません。脊柱側弯症で疲れやすかった体が楽になりました。コンサートでも暴れることが出来ます。顎関節の異音や顎が外れることもなくなりました。安易な気持ちで始められることだけは避けて下さい・

まったく満足のいく結果になりませんでした。
思い切って感想を言うと、「個人差があるので」の一言で終わりです。
しかも、まったく悪びれる様子もなく、むしろそんな歯をしているコチラが悪い、というような言い方をされます。
河合院長は１００万円以上の矯正治療の契約の際と、支払い完了までの間だけ、それはそれはニコニコしながら説明しますが、そのあとは、毎回上から目線の横柄な言動です。
治療中の不安や不具合などを相談すると、とにかく何があっても患者側が悪いという説明しかせず、しかも威圧的で、ただでさえ歯の治療というのは不安が大きいものですが、患者へのやさしさは全く感じられません。ほかの患者さんに聞こえるように大きな声で嫌味や人に聞かれたくないことを言われます。
毎回、心無い言い方をされ、すごく辛い気持ちになって家に帰ります。
親しい人の紹介だったので、ずっと我慢していましたが、もう限界です。一通りの治療も終わりましたので、ワイヤー点検のみの定期健診の段階に入っているのですが、なんとか他の矯正歯科を探したいと考えています。
転院のためのカルテや紹介状をきちんと提供してもらえるかどうか、とても不安です。。。勇気を出してお願いだけはしてみるつもりです。結果は改めて投稿したいと思っています。

現在矯正歯科を検討されている方はここでは決して治療を受けないでください。実際ここで5年ほどかけて治療を受けましたが、治療の終わりかけのタイミングで、歯が歯茎から大きくはみ出し歯根が露出しているため、歯肉移植が必要なことを告げられました。どうやら無理矢理歯を動かしたことが原因で、明らかな治療ミスなのですが、最後まで何も告げられないまま治療は続けられ、あたかも自分たちには責任がないかのような伝え方をされました。

かなり状況が悪化していたため手がつけられず東京の歯肉移植の名医を訪ねると、こんなに歯根が露出している人は見たことがない、矯正の仕方が原因だろうと言われてしまいました。歯肉移植の手術は無事行えたものの、そもそも歯根が歯茎からはみ出しているため、何回移植したとしても完璧な状態に戻すことは難しいと言われています。思い返すと院長の説明はかなり胡散臭く、治療はほとんど歯科衛生士だけで行っている状況でした。歯は一生ものなので自分のように後悔される方が増えないことを祈ってます。