三鷹市の虫垂炎（盲腸炎）の口コミ（1件）

激しい腹痛と下痢嘔吐、発熱悪寒があり夜半に救急外来を受診しました。
鎮痛剤の処置を受けながら、腹部のレントゲンとCTを撮った結果、急性虫垂炎と診断され即時手術、入院となりました。

ひとりで救急車を呼んで受診したので付き添いもなく、痛みと不安でかなり心細かったのですが、救急外来の医師の方の丁寧な診察と説明、看護師の方々の細やかな配慮と親切な対応のお陰で不安が安心に変わりました。

虫垂炎の症状は糞石が虫垂に入り炎症を起こして穴が空き腹腔内に広く膿が溜まってる状態でした。
手術は全身麻酔の単孔式腹腔鏡下手術で行い、横隔膜下と骨盤底に1本ずつドレーンチューブを入れ排液させる方法で手術時間は1時間半くらいだったようです。
ドレーンチューブは術後5日目に1本、6日目にもう1本抜き、レントゲン・血液検査結果が良好だったので、術後8日目に退院しました。

術後はSICUで1日過ごし、その後は消化器外科病棟に移りましたが、ホテルのような病棟で、病室もとても広くて明るく、通常の6人部屋を4人部屋にした感じです。病室内の洗面所トイレも広くて清潔感があり快適に過ごせました。
食事も温かくて美味しく、おやつなど冷たいものは氷が入った器で配膳され、栄養士、調理師の方々の気遣いを感じました。


医師の方の回診が頻繁にあり、看護師の方々がよく様子を見に来てくださったので、医療や看護面に関する不安は全くありませんでした。
特に執刀医の先生が回診の際には女性である私に気遣いをしてくださり嬉しかったです。
看護師の方々も真面目で丁寧で明るく優しい方々ばかりでした。

また看護助手の方が多く、入院患者のサポートが行きと届いていると感じました。私の場合は急な入院だったので、レンタルパジャマやタオルの申込手続きや、生活用品・下着などの調達のため院内にある介護ショップやコンビニにも連れて行ってくださり、本当に助かりました。

あと、通常入院の際には説明があり、ケアは全て女性看護師にして欲しいと申告すれば対応して頂けたようなのですが、私は急な入院で説明を聞ける状態ではなく、排泄ケアを必要とした時に担当の看護師さんが男性だったこともあり、そのまま男性看護師さんにケアして頂くことになりました。
もちろん羞恥心はすごくありましたが、担当の男性看護師さんは短時間で素早くケアを終えてくださり不愉快な思いをすることはありませんでした。前日の晩から担当して頂き看護に対する姿勢がとても真摯な方だったので、そういうこともケアされる私の気持ちに影響があったのかなと思います。
看護婦が看護師になって久しく、ボーダーレスの世の中になりました。私の排泄ケアの経験が少しでもご参考になればと思います。