宇都宮市飯田町の動悸・息切れの口コミ（1件）

まず、
入院病棟の環境。
私は緊急入院だったが、男女混合病棟にて入院。
一応、閉鎖病棟ではあったが患者それぞれの状態に合わせた行動制限が許されていた、私は前日までにナースに話せば、徒歩での外出での買い物が単独で許された。
自己管理ができる患者は、希望によりほぼ毎日シャワーが浴びられた。
携帯・音楽プレイヤーは、病室が個室かどうかにも対応が変わるが、外出が許されている患者であれば、携帯の使用も時間内に許され、更に充電もナース室でしてもらえる。ひも状など、危険性がかなりあるもの以外は持ち込みは許可された。
病室は個室とは別に大部屋があったが、基本的にカーテンで仕切りができるので重大な不便はさほどない。個別ロッカーには鍵がかかるし、整頓すればかなり収納できる。小遣いも自己管理ができるなら、少額が持ち歩ける。
病状が軽い人たちが多かったので、著しいいざこざもなかった。全く無い訳ではないが。
スタッフも看護師に助手がペアになるので、余裕があるせいか患者を無意味に邪険に扱うスタッフは、私はいるとは感じなかったし、看護師も「働きやすいです、給料はまあ(笑)」という環境だった、まずスタッフが職場に満足している時点で、かなり全体の雰囲気はいい。ケースワーカー・作業療法士・薬剤師・心理士も、それぞれが担当した心理教育教室や、臨時にイベントがあったりと活発で自由。
医師は個性の強い方々が多かったが、他スタッフ同様に患者を無意味に邪険に扱うタイプは、ほぼいないと思える。基本的に相性の問題でしかないが、個人的には女医がもう少し身近になれる人数がいたら、更によかったと思う。
食事は無難な病院食だが、イベントごとに考えたメニューが出る。敷地内に売店アリ。

外来
待ち時間は、基本的に予約制であり問題なく、午後なら午前よりも空いている。待合に雑誌や新聞あり。
医師の対応は相性はあるが、無意味な高圧的なタイプの医師がほとんどいないと感じたので、その点では決して悪くない。薬の処方が上手い医師も他機関より多いと感じた、少なくとも私の場合は種類が減り、シンプルな処方になったので内容を把握しやすくなった。最大の難点は、立地が不便な場所だと思う。

全体の組織としては、活動的で寛容な雰囲気がある。検査・イベント・ケア施設なども充実しているし、地方の精神科病院としては、患者ももちろんだし、働く側のことも考えている環境整備が伺える。
治療の内容自体は、普通の治療としては地方精神医療として優秀だと感じた。地方医療の限界としては病名にこだわるなどがあり、特別な治療としてはまだまだではある。ただし、病院の雰囲気が行動的である部分を考えると、今後の成長はあると感じられる。