杉並区の血尿の口コミ（1件）

私は永年、喘息とリウマチに苦しみ認知症とされていた後期高齢者です。最近、スマホやパソコンが使いはじめた元時代遅れ老人です。高円寺南診療所は長男の紹介です。
　長男は仕事の無理がたたって心身を病み、大きな病院をたらいまわしにされたあげく、ようやくの思いで高円寺南診療所に辿り着きました。やがて水氣道をはじめ元気になり再就職後も順調で、今は事業を起こして3年たちますが成功しております。
　私は、有名病院しか知らないので、診療所通いに反対でした。当時、息子の生活費すべてを支える私が支えていました。そこで、つい「水氣道など、わけもわからないことを続けるのだけはやめてくれ」、と言いました。しかし、長男は「俺と先生を信じてくれ」というのでやむを得ず待つことにしたのです。そうしたら、半年刻みで確実によくなり、見た目も別人のように若返ったかと思うと、さっさと結婚し、諦めていた孫の顔も見ることができ夢のようです。後になって息子の回復の邪魔をしてしいたのは私自身だったと気づき愕然の思いです。
　そこでお礼とお詫びを兼ねて遠方に在住の私も先生に診ていただきました。私の喘息は難治性喘息ではなく、ごくありふれた鼻炎合併喘息とのことでした。鼻炎の治療で永年の喘息もすっかり治ってしまいました。リウマチも骨粗しょう症の治療をしていただいたら歩けるようになり、長男一家と初めての海外旅行を楽しんできました。それまで認知症で難治性うつ病と診断されていました。飯嶋先生は認知症でも難治性のうつ病でもなく、養生と鍛錬で治せる一種のそううつ病とのお見立てをされました。たしかに少し良くなると見当違いな頑張りをはじめて心身を損ねることの繰り返しをしていました。長男も同じで私に似たのかもしれません。複数の抗うつ剤も少しづつ減らしていただきました。今、私は毎日を静かに充実して暮らせておりますが、ビタミンと漢方と狭心症の薬しか飲んでいません。
　そんな私でも水氣道に参加できるそうで、私の田舎にも指導に来てくださるそうです。最上級の医学博士が私のような厄介な田舎の老人のために水氣道を教えてくださるなどとは夢のようです。
　最後に、若い皆様へ。せっかくのご縁は大切にしてください。先生のお言葉に裏表や損得はありません。親心だと受け止めてください。倅は、自暴自棄になって先生に悪態をついたときも、先生は笑って許して下さったと聞きました。今でも「俺は水氣道を続けることによって健康だけでなく経営学も学んだ」と言って先生を大変尊敬しています。何事も本物を学び取るには、そして本当に治りたいなら、感謝の気持ちや尊敬の念、それから患者としての謙虚さと根気強さとが大切だと思います。
　このメッセージを若い皆さんに伝えたいばかりに、この田舎老人はパソコンを覚えたのです。尤も先生からは余計な無理をしないようお叱りを受けそうではありますが・・・偉そうなことを縷々申し上げて申し訳ございませんでした。田舎爺の老婆心だと受け止めていただけたら幸いです。