泉佐野市の乳がんの口コミ（1件）

乳癌の治療しました。
はじめに検査した総合病院で、全摘出と言われ、術前化学療法、卵子凍結を勧められました。
抗がん剤の副作用対策を調べ、ハイパーサーミアをやっている施設を探しているときに、見つけました。
私は、5本の血管を治療しました。
全ての血管を塞栓するのではなく、1回目の治療では2本、2～3回目の治療では、1本だけ塞栓しませんでした。
薬は、2種類から選ぶそうです。髪が抜けやすい薬か、あとが残りやすい薬か、どちらかだそうです。
2016年2月の１回目の治療で、あとが残りやすい薬を使いました。左胸、鎖骨、脇にかけて、赤くなり、紫になり、茶色になり、徐々に薄くなりましたが、半年後でも、まだ薄茶色です。血管外漏出のようになりました。
特に濃く茶色になった鎖骨下の部分は、少し凹んできました。細胞が死んでしまったそうです。時間はかかるけど、回復するそうです。
皮膚の色は１年後には目立たなくなりましたが、凹みは3年経っても気になります。
2016年3～4月の2回目と3回目の治療では、髪が抜けやすい薬を使いましたが、髪は、あまり抜けませんでした。ただ、白髪が増えました。治療中は、カラーリングをしないように言われ、治療後に美容室に行ってカラーリングをすると、人生初の白髪染めをされました。左乳腺の治療をすると、頭髪の左側に白髪が多くなっていました。
治療後は、食欲不振、味覚障害、体調不良、便秘の症状が2週間程ありましたが、メスを使うこともなく、かつらを使うこともありませんでした。
卵子凍結する前に、化学療法をすることで生理が止まるかもしれないと言われていましたが、動脈塞栓術をしても生理の変化は特にありませんでした。
また、メスを使わないので胸の変形はイメージできませんでしたが、腫瘍が小さくなったこと、かさぶたのような硬いスジが乳腺にできたことで胸は変形しました。半年経ち、硬いスジが少し消えてきたので、胸の変形が、少し目立たなくなってきました。
術前化学療法の代わりに、動脈塞栓術、メスを使う手術の代わりにラジオ波を予定していましたが、動脈塞栓術だけで腫瘍が消えているようなので、ラジオ波をせずに、経過観察することを勧められました。
そして、1年後に経過観察に行くと再発していました。
2017.7月～12月に6回入院治療しました。
温熱治療と自由診療の薬を追加して治療しました。
2～3回目でかなり小さくなり縮み止まりするそうです。それでも念のために、しっかり多めに治療したそうです。
腫瘍は見えないくらい小さくなったようです。
硬いかさぶたも消えているようでした。
ただ左脇の下が赤紫色になったこと、治療すればするほど左胸が小さくなったことが気になりました。
3ヶ月後に経過観察に行くと腫瘍が少し大きくなっていました。そのまま経過観察を続け6ヶ月後には腫瘍が治療前の元の大きさくらいに戻っていました。胸も変形していました。
2018.8月～9月に2回入院治療しました。副作用は入院するたびに違っていますが、11回目の入院治療は吐き気があり嘔吐しました。
塞栓術の後はラジオ波治療を予定していましたが、乳腺外科に診察に行くとラジオ波治療を勧められませんでした。できないことはないが、仕上がりが綺麗なのは手術のほうだそうです。動脈塞栓術の治療でできたスジが4cmくらいで大き過ぎるからだそうです。スジが1cmくらいだったら、ラジオ波でもよかったそうです。残念ですが、温存手術することにしました。
今後は先生から紹介されたクリニックに行ってジェネピック療法、マイクロウェーブ温熱療法など副作用の少ない治療の話を聞こうと思います。