Caloo(カルー) - 大阪市阿倍野区旭町の疲れの口コミ 2件
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大阪市阿倍野区旭町の疲れの口コミ(2件)

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大阪公立大学医学部附属病院 (大阪府大阪市阿倍野区)

4.5 その他 (慢性疲労外来) 慢性疲労症候群(CFS) 疲れ

[症状・来院理由]

4年ほど前に、ウイルス性感染症で、高熱を出して入院。以前から、心身疲労は感じていたものの、感染症が治っても食事量が回復せず、体がふらつく状態が続き、2週間ほど仕事を休みました。

それ以降2年ほど、体の鈍い痛み、極度の疲労感がとれず。月に1回はカゼのような症状で2,3日休む状態が続いていました。仕事も厳しい状況が続いていたので、精神的ストレスによるものかと思い、自らカウンセリングと社内の産業医に面談を申込み、「1ヶ月位の目処で」と休職しました。

「極度の心身疲労」で、心療内科でカウンセリングと投薬。3ヶ月ほどで気分的には回復しました。が、身体的には、なにもしていないのに極度の疲労・全身や喉の痛みが続く、ちょっと出歩くと激しく全身筋肉痛になり寝こむ、という状態で、日常生活も満足に送れない日々が続きました。

これはおかしい、とネットで色々調べたところ「慢性疲労症候群」という病態が一番近いのではないかと思うように。ただ、「慢性疲労症候群の専門外来」は大阪にしかなく、また当時は新患受付をしていなかったため(受診希望者が殺到)、とりあえず慢性疲労症候群も診ていただけるという、地元の病院に行きました。

昨年秋に、大阪市大学のサイトを見たら、「新患受付再開」とあったので、地元の主治医と相談。4ヶ月待ちでしたが、診察予約をしました。

[医師の診断・治療法]

慢性疲労症候群は「原因不明」の病気で、「血液検査等も含む全身の検査を受けても他の病気が見つからなく、精神疾患も当たらない場合に初めて疑われる(除外診断)病気」だそうです。

初診は精神疾患判別と問診、血液検査
再診時に、検査結果に基づく、診断(慢性疲労症候群か、それ以外の病気か)
とのことでしたが…

当日、心療系の担当の方がお休みされ、私は主治医による問診・血液検査のみとなりました。

(初診時 問診内容)問診は30分ほど。経緯を非常に細かく確認いただきました。
■発症の経緯:いつごろから症状を感じたか、なにがあったか、どのような症状だったか
■診断基準の合致度の確認:微熱・のどの痛みなど、「厚生省診断基準案(Wikipedeaなどに掲載)」の症状の有無・程度の確認

(再診時)
■再問診:あらためて初診時の状態に間違いないかの確認

■検査結果報告・診断:血液検査の結果は異常ナシ(今の疲労を引き起こすような、別の病気の兆候がない)
しかし疲労を示す値だけが、異常値を示している
現状での精神疾患が見られず、上記の血液検査の結果や問診内容をみて、「慢性疲労症候群(3群=発症時に精神疾患が認められる)」と正式に診断

■治療方法:下記について、細かく(早口でしたが)説明いただきました。
 予後について:完治は稀(10%以下とも)、特に発症時に精神疾患・それに似た状態があった場合(3群)は、とても治りがよくない。ある程度「治った」といえるまで、数年、場合によっては10年以上かかることもある。
 投薬:私はすでに投薬(ビタミン剤・抗うつ剤・筋弛緩剤・眠剤+抗てんかん薬(筋痙攣を鎮める))をうけていたので、それらで薬は十分である(増やす必要がない)
 精神療法:私の場合、3群だが受診時に精神疾患が見られなかったため、カウンセリング等も不要
 その他:基本的に、3群の場合「内科治療」にほとんど効果がない。効果がみられるのは「認知行動療法」もしくは「段階的運動療法」である
 →私の場合「段階的運動療法」を勧められた
 ・まずは十分に休みをとる
 ・ただ、すでに休職から2年、筋力がかなり落ちているので、これ以上筋肉を落とさない方がいい
 ・現状強い疲労を感じる=現状の生活が、今の自分に負荷が高すぎるということ。
  まずは行動をセーブする(寝込まない程度に)→毎日続けられる程度の軽い運動(ラジオ体操のはじめだけ、家の外に出て、戻るだけ)を続ける
 ・多少、負荷が高い行動を取るときには、「1週間の中で、うまくバランスが取れるか」を元に判断すること
 ・今の状態だと「うまくいって、1年後に、週2,3回パートタイムで働けるかどうか」位だと思っておくとよい


[感想・費用・待ち時間・看護師などスタッフの対応]

■医師・看護師:まずは、医師の方の丁寧な(早口でしたが)問診、また今後の具体的なアドバイスをいただけたことに、本当にほっとしました。

数多くの患者さんを診てきただけあって、シビアなこと(予後がよくない、10年以上かかることも)もきちんと伝えていただけたことがむしろ安心材料に。

また、日々の過ごし方の具体的な指針もいただけ(今までは漠然と「1年後位には働けるかな…」などと考え、勉強の時間をとって疲れてしまったり、そもそも家事など日常生活ができないことにイライラしたりしていた)自分で行動を決められるようになったのが、なによりもありがたいです。

■待ち時間(診察):2回とも、20−30分ほどは待ちました。が、待合に人は少なく、予約受付がうまくコントロールされていると思いました。東京都内の大病院だと、数時間待ちも当たり前、待合所に人が多すぎて具合が悪くなりそう、しかも診察は3分、というのも当たり前だったので、驚きました。

■待ち時間(受付・会計):2回目以降の受診は、診察券を機械に通すだけで受付完了(待ち時間ナシ)。会計も窓口を通した後、診察券を使い自動会計機で精算(15−20分待ち)。予約数もうまくコントロールされているようで、「待たずに済んだ」という印象が強いです。

■施設:改装されたばかりのようで、とてもキレイでした。また、案内も非常に見やすく、迷うことなく辿りつけるので、非常に快適に感じました。

「遠いけれど、行ってよかった」とつくづく思っています。

来院時期: 2011年03月 投稿時期: 2011年06月
待ち時間: 15分〜30分 その他 薬:
料金: 20,000円 ※2日分(初診:問診・血液検査/再診:問診・診断)
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大阪公立大学医学部附属病院 (大阪府大阪市阿倍野区)

ちの(本人・30歳代・女性)

専門外来なため、なかなか予約取れませんし、もしかしたら現在は新患受付中止してるかも知れません。

診断やアドバイスはしてくれますが、治療は「近くの心療内科で」と言うのが決まりみたいです。

しかし、アドバイスは的確なので医者に対し不満はありません。

看護師やスタッフとは話す機会が少ないため分かりませんが、スタッフは私語してるのが目立ってしまい、しんどい時とか、聞きたいことある場合とか、席離れる場合とか、話しかけ辛いです。

待ち時間は長い事もありますが、何分ぐらい遅れてるとか、中待合いで待つように画面で出るので、プライバシーに配慮されてます。
会計までずっと番号なので、受付票無くさないように注意しなければなりませんが、大学病院だけにプライバシーの配慮はありがたいです。

来院時期: 2014年04月 投稿時期: 2015年08月
待ち時間: 30分〜1時間 通院 薬:
料金: 210円
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