東京都の直腸がんの口コミ(4件)
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国家公務員共済組合連合会虎の門病院 (東京都港区)
母の直腸がんで、黒柳先生にお世話になりました。初めて紹介状を持って外来の診察に行ったとき、がん患者ばかりのはずなのに、診察室から先生と患者さんの笑い声が聞こえてくるのにびっくりしました。がんを発見してくれた病院で心無い対応を受けていただけに、すっと安心したことを覚えています。
手術もなるべく患者に負担がないように、患者を長期間待たせることなく対応していただき、わからないことは質問すれば何度もわかりやすく教えてくださいました。
いつも患者に寄り添い、患者第一で考えてくださる、技術も高いですが、人間的にもリスペクトできる理想の先生でした。看護師の方々も、プロフェッショナルで素晴らしい病院だと思いました。
待ち時間: 15分〜30分 入院 | 薬: - |
20人中18人が、この口コミが参考になったと投票しています。
国家公務員共済組合連合会虎の門病院 (東京都港区)
直腸癌の腹腔鏡手術受けて2週間入院しました。
他の大学病院では、手術まで1か月以上待たされるところ、素早い診断と手術の段取りをとっていただき、素早い対応に感謝しています。消化器外科下部黒柳先生は経験も豊富で、説明も丁寧、安心して任せることができました。
術後も病室まで毎日のように顔色具合の確認に来ていただき、感謝しています。
病室は4人部屋の有料の部屋でしたが、一人のスペースも広く、施設は流石に建て替えられた最新の建物で、大変快適です。
全てのスタッフがオーガナイズされていて、それでいて回復のスピードを重視して、患者がやれることは自分でやらせる方針もしっかり理解できる看護体制でした。この病院、先生を選んで大変良かったと思っています。
待ち時間: - 入院 | 薬: - |
料金: 158,000円 |
38人中33人が、この口コミが参考になったと投票しています。
東京医科歯科大学病院 (東京都文京区)
母が亡くなって2年経ちます。
こちらの病院にお世話になったことで、彼女は穏やかな最期を迎えられたと思います。
末期癌の方、末期癌のご家族をお持ちの方の参考になればと思い、長文になりますが書かせていただきました。
母は直腸癌が肝臓と肺に転移しており、肝転移は多発性で腹水も出現している状態で入院しました。根治的な切除はできない状態であり、全身化学療法を行いながら2年近く通院し、最後は通院できなくなり、救急車で運ばれ入院し、緩和ケア病棟で最期を迎えました。
母の最大の心配事はお金でした。癌を治して良くなりたいということより、入院費、治療費、その他諸々の方が心配でした。また彼女の場合、癌は根治不能でしたので、亡くなるのに治療しても仕方がない、化学療法で体力が落ちて何も出来なくなるよりはやらないで死んだほうがいいと思うことも多々あったようですが、末期癌の状態で化学療法をして結局2年以上生存でき、最期は緩和ケア病棟で充分なケアを受けて亡くなる事ができたので本人も穏やかな気持ちで旅立つ事ができたと思います。
どこの病院でも恐らく同じだとは思いますが、患者として、患者の家族として何が最もありがたかったかというと、明確にどうなっていくのか、何が必要かを教えていただいたことです。例を示しますと、
* 担当医の先生による病状の説明、今後どのように変化していくのか
* 担当医とソーシャルワーカーと既に話し合いが持たれており、ソーシャルワーカーに会った際は今後のことについて詳細に話し合いができたこと(どの位お金がかかるのか、最期を迎える場所、どのような公的支援が得られるのか等)
* 担当医、ソーシャルワーカー、地域包括との連携体制が整っていたこと
最終的には、母が化学療法の予約があるのに来なくなったため、担当医の先生が心配されて連絡をくださいました。(これは恐らく私が海外在住のためだと思いますが。)
地域包括が体制を整えて訪問看護をアレンジしてくださっていたのですが、お金を心配した母がキャンセルしていたため、状態が悪くなっていた事が医師に伝わっていませんでした。
医師から連絡があったのち、家族に連絡を取ると、母はもう何も口にする事が出来ず、一人で動く事ができない状況でした。
結局救急車で病院に運ばれ入院となりました。
肝転移の増悪による胆管炎から敗血症になっていました。そしてその後すぐに脳梗塞を発症し右半身に麻痺が残りました。(癌が非常に進行すると脳梗塞を起こしやすくなるそうです)
医師から今後の説明として、以下4点を伺いました。
1.通常、脳梗塞を起こした人はリハビリによる社旗復帰を目指しますが、母の場合は癌の末期状態になっているのでリハビリよりも癌の緩和ケアを優先することになります。
2.1月のCTを参考に癌がこのまま進行すると予想すると1か月前後で肝不全になると思われ、肝不全になれば生命は維持できません。
3.胆管炎と敗血症が改善しない場合は、多臓器不全になって亡くなります。
4.脳梗塞は癌が原因と考えられ、今後も脳梗塞が起こるリスクがあります。
この説明の後しばらくして、緩和ケア病棟に空きができたため、そちらに移る事ができるようになりました。その際には以下の説明を受けました
* 緩和ケアに移る際にそちらの婦長さんから緩和ケア病棟の説明
* 緩和ケア病棟の医師による今後どのような経過をたどって亡くなっていくかの説明
緩和ケア病棟では、患者や家族が穏やかに過ごせるような様々な気遣いが感じられましたし、看護師さんの心遣いが素晴らしく、非常に助かりました。
例えば普通病棟だと食事に関して様々な制限がありますが、緩和ケア病棟では本人が食べたいというなら(実際にはもう食べ物を咀嚼する事ができなくなっていましたが)持ち込んでもよかったですし、桜が見たいと言われれば桜の切り花を買ってきて病室や共有スペースに飾ることも許可していただきました。また幸いにも個室を使わせていただく事ができたので、私は夜間は病室から仕事をして、日中は母の欲しい物やして欲しい事をしてあげながら側にいる事ができました。
看護師さんと一緒に、動けない母の体制を変えてあげて、手足をマッサージしてあげたり、とても和やかに時間を過ごしました。
担当医の先生からリハビリよりも緩和ケアを優先と言われていましたが、手足を伸ばしたりするリハビリをしてくださる方も定期的に来ていただいたりして、若い人(お兄さん)と触れ合えて母は楽しそうでした。
外科の担当医の先生がおっしゃっていたように、救急車で運ばれた約1ヶ月後に母は永眠しました。
緩和ケア病棟の担当医の先生が、どのような過程を辿って亡くなっていくのかを事前に教えて下さっていたので、母の変化を見ても心の準備ができていましたし、実際に先生がおっしゃったような状態を経て亡くなっていきました。
亡くなった後、看護師さんと一緒に母を綺麗にしてあげました。
母に洋服を着せ、お化粧をしてあげて、看護師さんと和気あいあいと楽しく送ってあげられました。例え亡くなっていても、マスカラをつけるのは必須だなと思いました。
外科病棟や化学療法でお世話になっていた看護師さんや、外科の担当医の先生が亡くなった母の元に来てくださいました。とても有り難く、温かい気持ちになりました。
亡くなった母が何を思って亡くなって行ったかはわかりませんが、送る側としてはこの病院にお世話になって本当に良かったと思います。
患者や家族の不安となる事を全て取り除くことはできませんが、その助けとなる道を示してくださり、治療や治療方針を明確に立てていただき、ソーシャルワーカーを間に地域包括や、支援体制を明確にして、最終的に緩和ケアに導いてくださいました。
外科でお世話になっている際は、化学療法をしたお陰で2年も長く生きる事ができました。本人は辛いことしか無かったかもしれませんが、そのお陰でほとんど縁が切れていた母と繋がる事ができました。
その先に死しか残されていない時に、本人にも残される者にもできることは多くありませんが、この病院の体制の中、緩和ケア病棟で安心して旅立てたと思います。
担当の医師、看護師、ソーシャルワーカーの方には大変お世話になりました。本当にこちらの病院にお世話になって良かったと心から思います。ありがとうございました。
待ち時間: - 入院 | 薬: - |
6人中5人が、この口コミが参考になったと投票しています。
国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 (東京都中央区)
昨年より直腸がんの治療のため、外来でお世話になっております。
近々手術をを行うため入院となりますが、ここまで、とても親切に説明や相談にのっていただき大変感謝しております。
手術前にほかの方の口コミを見てみようと思いこのサイトを拝見しましたが、批判的なコメントもありますね。しかし、病気の治療に100%と言うのはないと理解してます。結果がうまくいかなかったからと言って病院の責任ではないと思いますね。私自身も、最初は手術なしの通院で完治できると信じて通院してましたが、取りきることができず、手術となりました。でも先生や病院に責任があるわけではなく最善を尽くした結果これだったと思います。
あとは手術でしっかり癌を取り除いていただくことを期待してます。
待ち時間: 1時間〜2時間 通院 | 薬: カシペタビン、オキサリプラチン |
料金: 200,000円 |
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