泉佐野市の表側矯正の口コミ（1件）

矯正という大金を支払って、数年お世話になる歯科医師に対してクチコミを書くことは、歯科医師との関係悪化を恐れてほとんどの方がしないことだと思います。面倒なユーザー登録までしてクチコミを他の方のために残すのはよっぽどのことであり、私の前にCalooに書きこんでいる方のクチコミだけが、この矯正歯科に対する私が見つけた本当のクチコミでした。

まず、近所の矯正歯科に選択肢がない田舎では、初めに行った歯科で決めてしまいがちですが、大金を支払ったのに乱暴だったり、治療成果がないなどの結果を想像し、特に大事なお子さんの場合には、３－４か所は回られてから決めることをお勧めします。
こちらの先生はコミュニケーションがとりづらいです。一ヶ月に一度行って、その間の困りごとや疑問や、口を開けての治療中に訴えたいことを話せる雰囲気ではありません。

それはまだいいのですが、型取りの際に、唇をありえないほどの距離、ありえないほどのスピードで引っ張るので、歯茎と唇をつなぐ小帯や、口角が切れて一週間ほどしゃべることができなくなり、話しかけてくる家族に毎度鬱々とする日々を過ごさなければなりません。

治療中も傷があるとわかっているところに器具が当たるので、痛みで反射的に動いたり、痛いということを表すのですが、「動かないで」と言って同じ動作を続けます。

今までに何人もの歯科医と接していますが、この先生は全体的に速いですが乱暴だと思います。技術は悪いとは思いません。しかし気遣いがなく、不必要な痛みにただ耐えさせようとするのは、理解に苦しみます。

型取りに関して、初めに署名させられる紙があります。「唇を乾いた状態でかなり引っ張るので、痛み、唇が切れる、嘔吐することがあります。暴れても嘔吐しても手足を押さえますので同意してください」というものです。
この紙を読まされるだけで優しい雰囲気も説明もなく、実際には不必要なスピードで喉の奥まで型取りの材料をつっこまれるので、心の準備は足りてる人は少ないと思います。

ある時は唇を上にめくりあげ、鼻の穴をふさがれた状態で口の奥に物を突っ込まれ、口も鼻も塞がれた状態にあり、本当に窒息しそうでした。そんな状態で手足も抑えて続けますと言われても、誰が納得できるでしょうか。窒息しそうなことをする方がおかしいです。

セカンドオピニオンを他の矯正歯科医に聞きましたら、唇を乾燥させて引っ張るのではなく、ワセリンなどで、初めに切れないように処置すると言っていました。十分な説明や、なるべく患者さんの立場に立った処置をするのが最近の歯科医ですが、昔の歯科医は偉いから心理的な面をあまり考慮せず、患者が言うことを聞くべきと思っている人が多いという話までしてくれました。

しかし、矯正は一度始めたら転院には何十万円も多くかかります。患者の立場に立つ為にyoutubeで自分が同じことをやられてみるという歯科医師もいますが、型取りはわざと材料をゆるく練った場合以外で苦しみはありません。お子さんの場合は嘔吐反射が起きやすいので、嘔吐しても続ける場合がありますが、私がセカンドオピニオンを聞いた歯科医は、充分に親子に説明をし、了解してもらうとのことです。このため型取りをしなくていい、口腔スキャナーを扱っている矯正医もたくさんいます。

インビザラインなど、見た目も良く、食べ物も挟まりにくく、歯磨きをしやすい矯正方法で数年過ごせるほうが、総合的に見ていい場合もあります。もちろん完璧はなく、費用が多くかかるなど天秤にかける部分はありますが、慎重に選択してください。