千代田区二番町の卵巣嚢腫の口コミ(1件)
- エリア
- 東京都千代田区二番町
- 病気
- 卵巣嚢腫
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医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ (東京都千代田区)
家族や知人の支えはもちろん、四谷メディカルキューブの方々の親身な対応、ネットで見た体験談により、「必ず治る!大丈夫!」と信じることができました。今は感謝の気持ちと治った喜びでいっぱいです。
年に1度の婦人科検診で、卵巣嚢腫が発見されました。MRI検査で、嚢腫の大きさが約15cmとわかり、切除手術を決めました。お腹に爆弾を抱えている気分でした。自覚症状には、便秘や下腹部膨満感などがあるようですが、言われてみればあるなぁというくらいでした。検診を受けなければそのままだったと思うと、発見されたのは幸運でした。
手術前検査を受け、より精度の高い造影MRI検査も行いました。家族同伴で手術、麻酔、入院についての説明を聞きました。病気が発見されてから最短(3ヶ月弱)かつ、仕事の都合上最適な日程で手術できることになったのも、幸運でした。
手術前までには、へそ掃除と爪切りをしました。初めてで不安もありましたが、ネットで病院の口コミや同じ病気の体験談を見て、心の準備をしていました。手術前日夜23時から絶食、当日10時から絶飲で、ギリギリまで経口補水液を飲んでいました。病院の方々は皆親身で、宿泊室はホテルのように快適で、安心して手術に臨むことができました。
手術室までは歩いて行き、自分で手術台に寝ました。硬膜外麻酔は、鈍い痛みがありました。酸素マスクを不織布マスクの上からつけたことには驚きました。全身麻酔は、看護師さんに手をさすられているうちにすぐに効いて、その後の記憶はありません。
手術が終わると起こされ、すぐに目が覚めました。ベッドのまま宿泊室まで運ばれました。声を出すことはできましたが、とにかく眠く、酸素マスクがやたらずれ落ちるのが気になりました。また、震えが止まらず、電気毛布などで暖めてもらい、1時間くらいでやっと止まりました。夕食は少し食べるとすぐ気持ち悪くなってしまいました。硬膜から入れている痛み止めの影響で左足の感覚がなく、量を調節してもらうと少しずつ動かせるようになりました。両足には血栓防止のポンプもついていました。寝返りをうたないと床擦れになるかもと言われ、夜中は重い足と痛むお腹をがんばって動かし、寝返りをうちました。睡眠薬を飲んだものの、あまり眠れませんでした。
手術後1日目の朝、足のポンプ、尿道カテーテルなど、体についていたいろいろなものを外しました。解放感です。しかしその喜びも束の間、これまで経験したことないレベルの激しい頭痛に襲われました。首は固められたように強ばり、後頭部は割れるような痛みでした。その痛みは起き上がると瞬時に強く出て、横になると10分くらいで治まりました。起き上がった姿勢を維持できないほど痛むので、食事が目の前にあるのに食べられないのがとても辛かったです。三國シェフが作るマンスール食が入院生活の楽しみだったので、悔やまれます。何より、このまま治らなかったら…と思うと、不安で涙が止まりませんでした。この頭痛は硬膜外麻酔の副作用で、髄液が漏れていることが原因であるとわかり、血液パッチ(自分の血液で髄液が漏れているところに蓋をするもの)という処置をしてもらいました。処置後は良くなり、食事がとれる喜びを感じました。お腹の傷口の痛みは、くしゃみや笑い、寝返りが響くくらいで、大して気になりませんでした。お腹がすっぽり隠れる緩めのパンツにして正解でした。寝てばかりのせいか、腰は痛くなりました。
普通は1度血液パッチをすれば頭痛が治るようですが、私は良くなったり悪くなったりを繰り返しました。2回目は倍の量の血液を入れ、3回目は安静の姿勢をうつ伏せにしました。3度目の正直で治まり、予定より3日延長しての退院となりました。
身体的にも精神的にも苦しめられた頭痛。多めの水分補給、コーヒー、デパス(不安なときに飲む薬)が効果的だったと感じます。退院後(術後6日目以降)も、激しくはないものの、頭痛や倦怠感がありましたが、日に日に良くなりました。自宅療養も経て、手術から約2週間後、仕事にも復帰できました。
こまめに様子を見にきてくださり、痛みに対してすぐに処置をしてくださる医師や看護師の方々。シャワー・トイレ・テレビ・アメニティなどがついた快適な個室。おいしくておしゃれな病院食。四谷メディカルキューブで手術・入院して良かったと心から思っています。今後他の病院には行けないと思うくらいです。
待ち時間: 5分〜10分 入院 | 薬: - |
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