静岡県の肛門の症状の口コミ（1件）

　４０年前から徐々に悪化していたのですが、いよいよ用事の後で押し込まないと駄目な状態になり、手術をすることにしました。手術は近所(伊豆)では５０年前から定評のある、この病院に決めていました。
　受付は不評が有るように口コミに書いてありましたが、全く普通で気になりませんでした。土曜日のせいか少し混雑していました。
　初診で肛門を触診して患部を温熱処置した後、直ぐに患部の状態と治療方針を示されました。たるみの大きな部分は切除するが、他の２か所は注射で直し、日帰り手術で済むとのことでした。
　注射で治るのか半信半疑でしたが、頂いた説明書によるとジオン注と云う治療法で充血の血流量を減らし、痔核が小さくなり元の位置に癒着・固定するとのこと。医療の進歩を改めて感じました。
　私のような患者が大勢いるようで、手術は１か月先になるとのことでした。即手術を想定して会社と勤務調整してありましたが、再度調整し直して手術を受けました。
　手術前日は２０時にピンクの錠剤２錠を飲み、当日朝は塗り薬を塗ったガーゼを当てて、１３時から手術開始になりました。手術に先立っての注意事項は説明書を頂けるのでこちらを参考にしてください。
　私の場合はポリプの切除が有ったので、局部麻酔のうえ電気メスで切除しましたが、意識はしっかりしているため、たんぱく質の焦げるにおいと煙の立ち登るのを見ながら手術の終了を待ちました。時間は計っていませんでしたが３０から６０分位で手術は終わり、もう３０分程点滴の落ちるのを待って開放されました。
　術後は３日ほどは毎日通院し、次は２日後、次は３日後、以後は１週間毎に通院し、手術を受けてから６周後に治療が終了しました。縫えば早く終わりそうな気もしますが、先生曰く不潔な場所なので縫いませんとのことでした。
　当初は１０時ころに行くと混雑しているので、慣れてきたら１１時ころに行くようにしました。ただし連休前後はやはり混みます。
　振り返ると、診断・施術の的確さは名医と云われる所以かなと思いました。