川崎市多摩区の手足がふるえるの口コミ（1件）

2021年8月に母がくも膜下出血で亡くなりました。
そこまでの経過を書かせていただきます。

母は月1回こちらの病院に通っていました。
脳動脈瘤、高血圧、バセドウ病を持っており、ここの病院では血圧を下げるお薬と甲状腺ホルモンのお薬をもらっていました。
また定期的に多摩病院でもMRIを受けており、脳動脈瘤の経過を見ておりました。
もちろん、こちらの先生も知っております。


【7月30日】　
朝から具合が悪く、立ち上がることもできませんでした。食欲がなく気持ち悪いと言っており、唾を吐く状態でした。しゃべりも少し呂律が回っておらず、手の震えもありました。「病院へ行こう」と言ったのですが、「コロナで病院が大変だから迷惑掛けられない」と言うので様子を見ることにしました。
今から思えばここで、無理やりにでも病院に連れて行けば良かったのですが…


【7月31日】
具合が良くならないので、普段から通っているこちらの病院に朝一で行きました。
診察室に母と一緒に入り、私からも先生に症状の説明をしました。
母は「めまいがして気持ちが悪い、食欲もない」と訴えましたが先生は笑っていました。私が「手も震えているんです」と言って、母の両手を目の前に伸ばして震えがあることを確認しましたが、「熱中症」との診断を受け、点滴をするということでした。

点滴をするのに時間が掛かるので、一旦私と父は家に帰ることになりました。
その時に受付の方から私の携帯番号を聞かれました。
このとき私が勘違いをしてしまい“点滴が終わったら連絡をくれる”とばかり思っていました。
1時間半経っても連絡がこず、病院に電話しても繋がりません。父と直接病院に行き、
受付に迎えに来た旨を伝えると「もう帰りました」と。
電話番号を聞いたのは何か緊急時のために聞いただけということでした。
待合室を見ても母がいません。すぐに外に探しに行ったところ、暑い中また、具合が悪いにもかかわらず歩いているではありませんか…
勘違いした私が悪いですが、せめて受付の方も「家族の迎えが来ているか」確認はして欲しかったと思います。

帰宅後、母の右目が内側に寄ってきてしまい、救急車で多摩病院に運ばれました。
手術が上手くいかず、帰らぬ人となってしまいました。

ここからは私の感想です。
今回の先生、受付の方の対応には甚だ疑問を持ちました。結局、真剣に診てくださるお医者さんはいないのでしょうか。
忙しく、人間なのでミスもあるでしょう。ですが、真摯に患者の心に寄り添っていましたか？先生の診療が終わり、退室するときに先生に「お世話様でした」と言いましたが、こちらのことも見ずにスルーでした。
とても悲しく、残念に思います。