北海道の緩和ケア（ホスピス）の口コミ（5件）

家族が癌で、緩和ケア病棟を探しており、口腔外科のある東札幌病院に決めました。
一般病棟、緩和ケア病棟、どちらも入院しましたが、看護師がみなさん親切で優しいです。嫌な顔ひとつせず、気になることがあればいつでも話を聞いてくれるし、入院中の様子も丁寧に教えてくれます。
緩和ケア病棟では、歌のリハビリがあり、体調が悪くてリハビリ室まで行けなくても、病室に来てくださりリクエストを聞いて弾き語りしてくれて、とても感動しました。
医師の診断も的確で安心してお任せしております。
説明も わかりやすく、質問にも丁寧に答えてくれます。
とても良い病院で感謝してます。

母が数年前、肝臓ガンの末期で入院しました。他の病院より紹介でこちらのお世話になりました。パーキンソンも煩っていて、車いす使用、また認知度も落ちていました。
緩和治療で、最後を迎えましたが、看護師さんの対応は落ち着いていて、とても良かったです。終焉の迎え方の心得も説明してくださり、納得のいくものでした。
ボランティアのかたも多くおられ。個室に音楽療法をやっている方がきて歌を歌ってくださいました。また、音楽好きの母のために個室でカラオケをかけるのも許可してくださりました。

母が約2ヶ月、こちらのホスピスでお世話になりました。
こちらへ転院する前の総合病院では、患者に対する看護等に不信ばかりがつのり、気付けば1日に2回は病院へ行き母に異常が起きてないか大丈夫なのかを確認する毎日でした。
おしま病院へ転院してからは、看護師さん・スタッフさん達の温かく細やかな看護に見守られ、家族としてもとても安心でき、総合病院での看護で疲れきっていた私は朝まで熟睡することが出来ました。

ホスピスへ転院してからは色々な催し物があり楽しませて頂きましたし、スタッフさん皆さんが明るく楽しく接して下さり、日々弱っていく母を看て不安と恐怖で一杯の私にも癒しを沢山頂きました。また、自宅で飼っているワンコも連れていき母も抱くことが出来てとても満足そうにしていました。

母の最期には泣いている私を抱きしめ一緒に泣いてくださった看護師さん。病院を出るときには母の乗った車が見えなくなるまで院長先生始め、多くのスタッフさんが見送って下さりました。こんな温かい病院が函館にもあったんだ…！と日々感謝しております。遺された私達姉妹は、最初の病院選びには失敗したけど最期はここで本当に良かった。と話しております。私達家族にとってはとても温かく過ごす事が出来た病院でした。

父が進行がんの末期癌でこちらの病院に転院することになりました。転院の際には母と私で事前に東札幌病院の院長と面談、転院の係の看護師さん(偉いかた？)がその際記録係として立ち会う形だったと思います。院長さんは凄く優しそうな方で母に温かい言葉をかけてくださり、母もボロボロ涙をこぼしていて私には見せないけど辛かったんだなぁと思って、話を聞いて頂いて母も楽になれたのかなと思いました。

「うちの病院は病院全体で緩和ケアの処置ができるようになってる病院全体が緩和ケアですから大丈夫ですよ」と、緩和ケア病棟にベッドの空きはないけど空き次第緩和ケアに移るのでまずは一般病棟へ転院。それまで急成期(治ることを目的とした公立病院)の病院にいた父はこちらの一般病棟に移るなりどんどん悪くなりました。

まず、父は背骨に癌が転移して骨もとけた状態であり寝たきりでした。一番初めの病院で出来てしまった背中の床擦れが急成期の病院(2番目の病院)で完全に治ったのですが、こちらの病院で床擦れは再発悪化しました。
1番目の病院は痛み止めのコントロールができず昏睡状態でしたので床擦れができるのは仕方がなかったと思います。が2番目の病院とこちらへの転院の際は痛み止めの薬は違ってもコントロールは同じようなものでした。
父も目覚めて会話したりもしていました。急成期の病院と明らかに違うのは看護師さんの人数でした。明らかに人手が足りてないように見えましたし1人の看護師さんが何人も受け持つ形でした。急成期病院のときは看護師さんが多いくらいいましたし手厚かったので3時間おきに体の向きをかえてくださってました。
　父は気を遣う人だったので自分からナースコールを押そうとしませんでした。結局ワガママでやりたい放題のひとはこういう病院では手厚い看護が受けられるのかと思います。そのうち麻薬の痛み止めも増えていき眠ることがどんどん増えていきました。

　担当医の説明のときに母がなぜ父は垢だらけなのにお風呂に入れてくれないのかと訴えました。父は転院してから一度もお風呂に入れてもらってなかったのです。看護部長さんは転院時に声をかけたが本人が拒否したといってましたが、入院生活の看護過程の中で手が垢だらけなのに洗ってあげようと思わないのでしょうか。結局みんな看護師が人手不足で忙しいから気づけないし、気づいてもやらない、言われてからじゃないとやらないのかなと思います。母の訴えた次の日ミスト浴でお風呂入れて頂けましたから。

　緩和ケア病棟に移れてから3日ばかりで亡くなりましたが、緩和ケア病棟自体はいろんな行事などが考えられてて(音楽をきいたり、ボランティアのかたがきたりなど)掲示板にいろいろ貼ってありました。父はなにも行事は受けられなかったのですが、終末期のかたで最初から緩和ケア病棟に入れるのであればこの病院はアリかなと思います。緩和ケア病棟自体も人手不足は否めませんが一般病棟よりはましな気がします。

　院長さんの理想とする病院と現実の病院の実態はものすごく開きがあるのだと思います。こちら側としても公立病院と私立経営の病院のあまりにものちがいに驚きました。手厚い看護には看護師の人数は増やさないとならないと感じます。

医師の見立てがとにかく悪いです。個々の看護師さんはとても優しく一生懸命ですが、医師の診断が微妙なので、それにそって看護をしてくださるため、結果、患者に悪影響なことがあったり、重要変化をスルーしていたり。病院全体の連携や、決まりごとの徹底も今一つ。せっかくの看護師さんのよさが生かされない。緩和ケアを売りにしている割には、他の急性期病院のほうが、事務、医者、看護師さんとも、かゆいところに手が届くように支えてくださいます。親族を含めお世話になることは二度とないです。ちなみに一般病棟に入院しました。