子宮筋腫と子宮内膜症、腺筋症と卵巣嚢腫により、片方の卵巣と子宮を全摘。

極度の貧血と、生理の度に大量出血をし、衣服を汚す心配でおちち外出もままならない日々を送っていました。腹痛のために救急車で搬送されたこともあります。子宮内膜症、腺筋症、子宮筋腫のために子宮が二回りほど肥大しており、腸と癒着をしていたために、強い痛みを引き起こしていたものでした。痛みはどんどん強まり、耐え兼ねて診察を受けたとところ、組織を採取して細胞診の結果、子宮頚部に異形成の病変があることがわかりました。異形成は癌化する場合もあれば、自然に放置していても何の支障もなく過ごせる場合があります。ただ、私の場合、卵巣嚢腫もあり、エコーやＭＲＩで検査した結果、こちらも癌か良性のものか、判別の難しいグレーゾーンの様子を示すものでした。
結局、開腹手術をすることになり、片方の卵巣は摘出、子宮は全摘となりました。術後、細胞診をしたところ、子宮頚部、卵巣、両方とも異形成と診断されました。明らかに、癌と判別できる形状の場合は、卵巣を両方摘出し、リンパ腺なども除去することになっていましたので、一つの卵巣が残ったことは幸いでした。一つあればホルモンが変わりなく分泌されますので、急激な体調の変化などはありませんでした。