不妊検査で重度の子宮内膜症が発覚しました。手術にて切除し、不妊治療再開しています。 (写真あり)

■子宮内膜症が発覚した経緯
私は、生理周期が平均で４０日で、遅いときは６０日という重度の生理不順でした。
結婚して子供がほしいと思い、不妊治療専門の病院で子宮鏡検査（生理後に子宮内にカメラを入れる検査）
をしたところ重度の子宮内膜症が発覚しました。

私は生理不順以外の症状が全く無く、今回の検査で初めて判明しました。


■子宮内膜症とは
子宮内膜症とは、本来、子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織が子宮以外の場所にできる病気です。

子宮以外の場所にできた子宮内膜も、本来の子宮の周期と同じような変化が起こります。
つまり、月経期になると子宮以外の場所にできた子宮内膜も剥離・出血しますが、血液や内膜を体外に出すことができず、体内に溜まります。
結果、チョコレート嚢胞ができたり、諸臓器との癒着が起こります。




■治療内容

一般的に初期症状の場合は、ピルと呼ばれる女性ホルモン配合薬で治療をするそうです。
これを周期的に服用すると、子宮内膜症の病巣の活動が低下し、つらい月経痛が緩和します。
妊娠しているときと同じような状態になることから「偽妊娠療法」ともいいます。

しかし、私の場合は早期に妊娠を希望していたため
腹腔鏡手術（お腹に５ミリほどの穴を開け、そこから手術）をして、子宮内膜を綺麗にすることを薦められました。

手術は開腹手術ではないので日帰りで半日ほどで終了しました。

１週間後に術後検診に行きました。
子宮内膜や癒着など、綺麗に取り除かれていて、結果は良好と言われて一安心しました。


■生理通や生理不順に悩む皆様へ
私のように、重度の子宮内膜症を患っていても、特に症状を感じずに数年放置という方も多いそうです。
ですので、月経異常などがみられたら産婦人科の医師を訪ねてしっかり原因を見つけてもらうことが大切だと痛感しました。

早期発見は早期に苦痛から解放される最善の方法です。
ぜひ、年に１度は健康診断を受診することをお勧め致します。

そして、心身とも健康になって赤ちゃんを目指す準備を一緒に頑張りましょう。