大阪市東淀川区の前立腺がんの口コミ（1件）

前立腺がんの腫瘍マーカーPSAの値が15になったのでかかりつけのクリニックから紹介してもらい淀川キリスト教病院で生検し、ガンが発見されました。２月中旬に前立腺、精巣、精嚢、リンパ系の摘出手術を受けました。

ここは大阪でもまだ導入実績が少ない手術ロボットの「ダ・ビンチ」を使用しており開腹ではなく６ヶ所の穴を開けての手術でした。
手術室は最先端の清潔な清潔な工場のような印象で、手術ロボット「ダ・ビンチ」の操作部は」まるで飛行機のコックピットのようでした。

手術室隣のCCUで麻酔が覚めたあと施術医師が丁寧に手術の様子を説明してくれました。でも麻酔のため実はほとんど覚えていません。
翌日病棟に戻りましたが、看護師が親切で「看護師は患者の味方である」ということがよく分かりました。ちなみに薬剤師も何回も来てくれましたが薬剤師は病院の味方であって、患者の味方ではないということも感じたのでした。

身体には何本ものコードや体液排出パイプがつながっていましたが、看護師が常に様子を見に来てくれたので勇気付けられました。４人部屋でしたが、この病院はひとりあたりのスペースがかなり広いのでまるで個室感覚でした、
１２日目で退院になりましたが、尿道切除のために数ヶ月間はオシメと尿パッドの生活になります。　でも医師が「必ず治りますまからね、辛抱と運動です」といってくれたので励みになりました。実にキレイな広い病院です。先生も一日に５～６回も覗きにきてくれて励みになりました。

手術で男性機能を全て摘出したのですが、そのことが自分では実感できずに手術の翌日に精神的に不安定になってしまいました。その時の看護師のひとことが忘れられません。この投稿にその内容は書きませんが、「看護師は心の領域にも配慮してくれるんだ」と感じ、救われた気持ちになったものです。

良い病院です。