那珂郡東海村のCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)による睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療の口コミ(1件)
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- 茨城県那珂郡東海村
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- CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)による睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療
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独立行政法人 国立病院機構 茨城東病院 (茨城県那珂郡東海村)
[症状・来院理由]
近くの一般内科で「睡眠時無呼吸症候群」と診断されたが専門でないため、
精密検査を受けるようにとの紹介状を持って来院。
この病気の精密検査は、近場では筑波大と茨城東病院だけだったので家から近い東病院を選んだ。
[医師の診断・治療法]
まず呼吸器内科部長の齋藤先生の診察を受け、無呼吸が「閉塞性」か「中枢性」か検査し、
それに合う適切な治療をしましょうという診断でした。
入院して睡眠時の検査、気道を調べるためあごや鼻腔のレントゲン、CRP検査、また数時間置きに
血圧や脈泊、酸素数値の検査。
結果後は、最も効果が高いCPAPという機械で睡眠時、鼻か口から強風の圧力で舌根を持ち上げ空気を
供給する治療に慣れるよう練習をした。
[感想・費用・待ち時間・看護師などスタッフの対応]
受診は、急患以外紹介状が必ず必要、また都市部より離れており、現在常勤は呼吸器科だけのせいか、外来は混み合うほどではありません。外来看護師さん達、またスタッフの方達も親切で好印象です。
主治医の先生も高齢患者の傾向をよく考え検査も焦らず行なって下さり感謝です。時には質問に納得できる返答がない場合もありましたが。
この病気の機械治療は、医師も看護師さんも機械の業者さんも、患者のリズムや体調関係なく早く長く使用できるため慣れを要請するので大方の患者には大変苦しく辛いです。が
可能性を探るため幾つか他の機械や部品を試す申し出もできます。特に高齢のお年寄りは、記憶力の点からあきらめがちですが、私の主治医やスタッフはよく理解し対処して下さいました。よほど熱心に話さなければわかってもらえない感はありますが。
またこの病院には、近辺のどこの大病院にもない高齢者達がこぞって誉め讃える病棟が一つだけあります。
重度の呼吸器系疾患は高齢者に多いため各病棟には50~60代の患者さんは半年に一度も入院して来ないとか。圧倒的に高齢者が多く全病棟平均年齢80歳代患者で占められているようです。
病棟に重度の高齢者ばかり多いと、若者と違って遠慮し様々の意見が出にくくなります。
いずこの大病院も県の条例で、病棟看護師や助手の数は決まっており人手が足りず忙しいのが現状。看護師さん達はその中で日夜頑張っておられ大変です。
そこで高齢者の多い病棟では、看護師さんと患者の会話は一方的になりやすく看護師さんの思考はステレオタイプになり、理解と思いやりの看護より管理に重きをおく危険が少なからずあります。
しかし、茨城東病院の一病棟は非常に高齢者に優しい病棟です。看護師さんはとかく
「私は介護士ではない」と言いますが、高齢で両手や足腰の不自由な患者達へ担当看護師さん、助手さん一人一人が食事セッテング。湯気でくっついて取れないお椀のフタを取り、調味料小袋の口を切り、水やお湯を汲み置き薬の確認もしっかり仕事として集中して行います。
動けない患者には週2回のシャワー浴、昼食は車椅子で食堂へ、等々。
他病棟と同じ人数なのに、検査のための準備や送迎、認知で奇声を発するような患者もいる中、なぜこれだけの事ができるのだろうかと不思議で看護師長さんに尋ねると「障害者の介護病棟を作ろうというスローガンでやってきた」と。
そのせいで何より機能性がいかんなく発揮されているシステム、様々に小さな事も工夫がこらされています。
また看護師長に非常に統率力があり、看護師一人一人同じ方向を向くためには尊敬される統率力がいかに大事か感じさせられました。看護師達が慣れて失ってしまう採用当初のような瑞々しいモチベーションを持ち、無理なく楽しく意欲的に働くための「ある工夫」には特に感動したものです。
これらがため同じ人数でもできる可能性はどこの病院にも病棟にもあるのだと。「人手がない。忙しい」で振り捨ててしまう前に、全体から見直せば患者のために変えられる事は大いにありそうと他病棟を眺めて思いました。
患者や家族が感謝すればそれは看護師さんにも返ってきます。だから仕事はより楽しくなる。
今後、どこの病院でも高齢者は多くなると思います。上記のような病棟こそ他の病院も参考にすべきではないかと投稿しました。
待ち時間: 1時間〜2時間 通院 | 薬: - |
診療内容: - | 診療・治療法: CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)による睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療 |
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