14歳ではじめての過換気症候群を経験。医師や看護師の冷静な対応に感謝しています。

はじめて過換気症候群になったときは、私が14歳の頃なので、だいぶ前の話になりますが、よく覚えています。
少し風邪をこじらせただけと思い、放っておいたら、どんどん体調が悪化して、夜間外来に行ったときに入院と言われて、そのまま入院することになりました。その時に多分、まさか入院するなんて大事になると思っていなかったので、驚きのまま病棟へ。

すると、病室のベッドに横になった途端に、変な呼吸になったのです。とにかく苦しくて、普通の呼吸ができません。私、死んじゃうの？と余計に頭がパニックになっていました。その時に、医者がいたので、看護師に何か話してて、点滴から何か注入していました。私は呼吸が苦しくて何も話せませんでした。そのため、何を入れられているのかも聞けませんでした。
でも、医者が大丈夫だから、落ち着いてねと優しく声をかけてくれました。そのあとは、寝てしまったので記憶がありません。翌日、目が覚めたときには看護師が目の前にいて、大丈夫？と声をかけてくれました。私は、はい。とだけ答えました。
体温、血圧、血液検査を行い、調子がよかったら帰っても良いよと言われて１泊しただけで帰り、翌日には普通の生活を送っていました。

後々、母に聞いたところ、過換気症候群になっていたという話を聞きました。パニックになると起きる過呼吸だと医者から説明を受けたそうです。そのパニック時の様子を母も見ていたので死ぬのかと思っていたそうですが、実際は死なないと説明を受けたそうです。
そして、精神安定剤を注入していたということも聞きました。点滴のチューブに注入していたものは、それだったのかと納得しました。医者も看護師も親切だった印象と、私にはあえて言わなかった優しさに感謝してます。

たぶん、パニックになっていたときは、何を言われても理解できなかったと思うので。つまり、過換気症候群は死なない。落ち着くと治まるということを知りました。今は持病の喘息を起こすと時々過呼吸になりますが、落ち着くように深呼吸をするなどして押さえるようにしています。