一時停車した電車の中で過呼吸に陥った妻。慌てずゆっくり浅く息をするよう促し、回復。

電車で妻と出かけたある日の出来事です。私たちの利用している路線は人身事故でも発生しない限りは通常、運行中に長時間止まるといったことはあまり無いのですが、その日は何らかの理由で停止信号が出て、しばらく停まったままになってしまったのです。休日の電車とはいえ、そこそこ混んでいたため、立ちっぱなし状態で電車に閉じ込められてしまい、あまり気分のいいものではありませんでした。しばらくしてようやく電車が動き出し、停車した旨の車内アナウンスが流れ始めました。

そんな折、次第に妻の顔が青ざめていくのに気づきました。貧血でも起こしたのかな？と思いましたが、そうではなくて突然、過呼吸状態に陥ってしまったのです。慌てて次の駅で降り、救急車を呼んでもらう事に。幸い、私に過呼吸時の対処知識があったため、まずは落ち着いてゆっくり浅く呼吸してもらうよう促し、なるべく声をかけてあげるようにしました。一昔前でしたらビニール袋を用意して息を吐かせるなんて方法が有効とされていましたが、今はあまり推奨されていないというのも知っていましたので極力、落ち着かせるよう努めました。

後は病院で応急処置をしてもらい、しっかりと回復したうえで帰路につきました。もしも、誰かが過呼吸に陥ったりした場合には（自分も含め）まずは慌てず、落ち着いて浅くゆっくり呼吸をすることが大切ですね。