子宮頸がんを円錐切除術で切除して２年後に妊娠。無事に出産しました。

行政にて無料で子宮頸がん検診が受診できる年齢だったため、受診しました。気になる症状は、大量のおりものと性交時の出血でした。検診時におりものが多かった為、医師に性病の検査も同時に受けさせられましたが、そちらは陰性だったようです。

検診結果は子宮頸部の組織が「高度異形成」とのこと。

検診を受診した病院から大きめの病院を紹介され、精密検査を実施した結果手術適応となり、4ヶ月後に手術を受けました。診断書に「悪性腫瘍」と書いてあるのが衝撃的でした。また、術前に、今後妊娠の可能性はあるのかと聞かれ、可能性はゼロではないと答えたました。（既に子どもを2人産んでいたのですが、念のためです。）

手術は全身麻酔です。

点滴の針を腕に刺し、そこから静脈麻酔で数秒数えた後に意識を失い、気がついた時には手術は終わっていました。

「円錐切除術」といって、膣から器具を入れて子宮頸部を円錐形に切除しました。切除した部分の組織を検査して、断面にがん細胞がないことを確認してもらいました。その後は1ヶ月後、6ヶ月後1年後と術後検診を行い、2年後に妊娠をしました。

術前に妊娠の可能性がゼロではないと答えておいて、本当に良かったと思います。
子宮頸部を切除していると産道が開きやすく、早産になる可能性があるそうですが、出産予定日の前日までお腹の中で育てることができました。

出産後、4ヶ月後に再度子宮がん検診を受け、再発なしおよび治癒という話をされ、ようやく子宮頸がんが治癒しました。今後は行政の実施している子宮がん検診を受けるようにとのことでした。