生理痛が重く検査をしたら子宮頸がん。てんかんでも手術が受けられました。

生理痛が重く腹痛もあったので近所の内科婦人科の病院へ行きました。
最初は婦人科が恥ずかしくて内科で腹痛を見てもらうよう問診票を書きましたが受付の方に35歳以上で子宮頸がんの検査をしたことがない人は保険がきくのでしてみたらどうですか？とすすめられ、軽い気持ちで子宮頸がんの検査をしました。
1週間後に検査結果をききにくるよう言われたのですが3日後、詳しい検査がしたいので病院にきてほしいと電話が！びっくりして行ってみると、まあ、そういう人でも精密検査しても大体は異常無いけど念のため、と言われ精密検査を受けました。
後日、1週間後に検査結果をきく予定がまた3日後に至急病院に来るようにいわれ、行ってみると
子宮頸がんが見つかった、とのこと。即近くの市立川崎病院への紹介状を渡され行ってみました。
主治医の先生はまた始めから丁寧な問診を行い、癌ということで怖かったのですが私の場合早期発見で手術もそんなに難しくはないとのこと。しかし、私はてんかんの持病があるので同じ病院の麻酔科の先生、神経内科の先生とチームを組んでくださり、手術中の発作が起きた場合に備えた会議をしてくださいました。発作に備え局部麻酔での手術をすすめられましたが怖いのでなるべく全身麻酔がいいです、と伝えると手術の当日まで、また、私の体の様子をみながら婦人科、麻酔科、神経内科の先生方が会議をひらいて、全身麻酔での手術で大丈夫、とのこと。手術の説明も丁寧だったし、また主治医の先生が話しやすくユーモア溢れた方だったのでリラックスして安心して手術を受けることができました。
手術がおわるか終わらないうちにやはりてんかんの発作が起きたようですが専門の先生が手術に立ち会ってくれたおかげで大事になることはなく無事に終了。術後の経過も良く予定より早く退院できました。
子宮頸がんの手術の際、膣部に異形成がみつかりできる範囲で電気メスで焼いたとのこと。そのあと、そちらの検査をしてまだ手術まではしなくても良いと説明をうけ、これからの方針について3つほどありますがどうしますか？と言われ、よくわからないので悩んでいたところ、先生の詳しいアドバイスで2年間3ヶ月に1度の検査をして様子をみる、ということに決まりました。
今、2年経ちましたがまだ異形成の段階で悪性ではなく手術の心配もありません。しかし、先生が念のため5年間は半年に1回検査を受けましょう、とアドバイスしてくれたので今は半年に一度検査に通っています。
持病のことも、的確なアドバイスも、先生の優しい話し方にも助けられ癌でしたが楽な感じで過ごせました。
癌と診断されると恐怖でいっぱいになると思いますがこの主治医の先生の話し方や接し方で全く不安はありませんでした。
前の年に身内を癌で亡くしてたのですが自分の場合は先生がつつみかくさずなんでも話してくれたし、これからの治療や検査についても先生の独断ではなくわたしに3つの選択肢を与えてくれたのでとても感謝しています。
癌など死にかかわるかもしれない病気の治療ではやはり先生への信頼が1番だと思います。
その点、わたしは凄く良い先生に出会ったと思います。
今でも半年に一度の検査に通っていますがその都度優しく今、どんな進行具合なのか、これからはどうすればいいか、先生が詳しく話してくださるのでもし、進行して手術をしなければいけなくなってもこの先生なら安心してまかせられると思います。
今まで、自分のてんかんや身内の癌の治療でいろんな病院の先生をみてきましたがここまで信頼できる先生は初めてだったのでやはり、病院、主治医選びは大事だなと思いました。