子宮頸部異形性『Ⅲｂ』と診断され10年。現在はノーマルの『Ⅱ』

【発覚】
10年前、婦人科でがん検診を受けました。
そのの結果、『子宮の入り口に、これから成長してもしかしたら癌になるかも知れない可能性のある細胞がある。』、と言われました。

私はショックで、『手術して取って下さい。』と、申し上げましたが、今はその必要はないとの事でした。
『定期的に検診をして、進行して危険なレベルにまでになった際に必要なら手術しますね。』と。

最近ではよく耳にする、『異形性』とか、『異形細胞』とか言われているものですが、病名をお聞きすると、『子宮頸部異型上皮』とおっしゃいました。

当時のレベルは、『Ⅲｂ』でした。
（数字が上がるほど異常）


【経過】
先生に言われた通り、3ヶ月ごとに検査をしました。
検査はすぐ済みますが、やはり仕事をしている中時間を作るのが大変といえば大変でした。
1年で、Ⅲb→Ⅲaに改善していました。

何の病気でもそうですが、やはりストレスは良くない様でした。
とは言え、もしかしたら癌になると言われた二十代の私はショックでした、
けれど、一年後に多少といえども改善した事で、そのショックは少しだけ薄れ前向きになれました。

何年たてども悪化する事はないので、安心しすぎて3ヶ月ごとの検査を半年に1回にしてしまう事もありました。
特に自覚症状もなく、生活には問題ありません。
そんな生活が６～７年続きました。

【近年】
１０年も付き合っているので、数えきれない程の病院に通いました。
その中で、ある時から『今回も問題はないですよ。また来年来て下さい。』と言われる様になりました。

最初の病院では『３ヶ月ごと』でしたが、気がついたら『一年後』。
よくよく伺うと、レベルは『Ⅱ』になっていました。
更に伺うと、『Ⅱ』は既にノーマルだとの事です。
ノーマルですが、念のため検診を勧めると言った形の様でした。


一生ビクビクしながら定期的に検査に通わないといけないと思っていたので、大変嬉しいです。
こういった症状に方が増えている様なので、若い方にはきちんとがん検診を受けて欲しいと思います。
また、改善する事もあるので、気を落とさずに頑張って欲しいです。