Caloo(カルー) - まさかの子宮頸がん。子宮・膣・リンパを切除し、幸運にも完治した。 : 病気体験レポート
病院をさがす

まさかの子宮頸がん。子宮・膣・リンパを切除し、幸運にも完治した。

P  (50歳代・女性)

オススメ: 6,094views 2016年04月16日投稿 7votes 0comments

17年前に子宮頸がんと診断され、子宮と膣とリンパを切除する手術を受けました。
現在がんの方は転移も見られず完治しましたが、リンパ浮腫と闘っています。

頸がんの症状ですが、私の場合は不正出血が決め手でした。
元々生理は不順の上に重く、婦人科系の不調には身体が慣れてしまい
ましてや30歳になったばかりの頃でしたので「がん」という不安は無く
性行為の後に出血が見られても呑気に生活していたのが実情でした。

そんなある日、オリモノの色が茶色に変わり異臭を感じたんです。
上手く表現出来ませんが、腐敗臭でした。
それでもまだ危機感を抱けず放置していた結果、数日後に突然の大出血。
生理の時の経血とは違う鮮血でした。

さすがに怖くなり、ようやく近所の産婦人科で受診しました。
医師は内診に入るなり「子宮がんの検査をします」と言い
後日結果を聞きに行くと「がんの可能性があります」と告げられ
県立のがんセンターを紹介されました。

がんセンターで改めて精密検査を行った結果、確実にがんと決定・・・。
ただその時は頸部での異常発見に過ぎなかったので
子宮体がんの検査として円切と言われる痛い検査を受けました。

すると残念な事に、がん細胞は子宮の半分近くまで浸潤していたんです。
単純に膣と子宮を取る事も出来たんですが、確実性を取る為に
骨盤内のリンパ節まで切除する「広汎子宮全摘術」を薦められました。

この手術は術後排尿障害が起こる等の後遺症は必至なんですが
転移を防ぐには最も確実な手術なんです。
一ヵ月間の入院を強いられましたが、この手術を受けて正解でした。

言い辛い事ですが、子宮頸がんは「究極の性病」と言われる病です。
複数の異性との性交渉や、伴侶の男性から元凶であるウィルスを移されたりと
発病経緯は様々ながら、要因は性交渉です。
私の場合もまさにそれが原因で、若い頃の奔放な行動を戒めるには遅すぎました。

今は20代でも子宮頸がんの検査が必要と言われる時代です。
初期であれば完治も可能ですが、進行すれば命はありません。
定期検診を怠っていた事も大きなミスでした。
私は本当に運が良かったに過ぎない例だと思っています。

コメント0件コメントを書く

この病気体験レポートは参考になりましたか? 参考になった

子宮頸がんに関連する病気体験レポート

【子宮頸がんに関する体験レポート(50件)を読む】

子宮頸がんに関連する病院口コミ

  • 紹介状を持っていきました。紹介状がないとかなり待たされます。大学病院だから当たり前ですね、 到着す
    5.0 ksan 藤田医科大学病院(愛知県 豊明市)
  • 子宮頚がんで他の病院より紹介され抗がん剤治療でお世話になってます。 前の病院で抗がん剤治療をしてい
    5.0 ソウォン 日本医科大学武蔵小杉病院(神奈川県 川崎市中原区)
  • 地域のクリニックで紹介状をもらい、初めて受診しました。 大きくてきれいで明るい印象の大病院。
    5.0 seki 岐阜大学医学部附属病院(岐阜県 岐阜市)
  • 紹介状を持ち此方へお世話になりました。他の病院だと、治療が出来ないと先生に言われ此方で入院、オペを受
    5.0 頑張る子 公益財団法人 がん研究会 有明病院(東京都 江東区)
  • 人間ドックで子宮頸部分の異常があり、2年検査通院していました。 最初に担当してくださった女医さんは
    5.0 あんこ 東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県 佐倉市)

【子宮頸がんに関する口コミ(96件)を読む】

口コミを投稿

医療機関の関係者の方へ

無料医療機関会員登録
  • 掲載情報の編集・追加
  • 口コミへの返信
  • 貴院ページのアクセス数確認
詳しくはこちら
ページトップ