自覚症状がなかったけど、運良く見つかった初期の子宮頚部高度異形成。

当時29歳でした。私の場合、自覚症状は何もなく、ただ自分の誕生日が近くなりふと、婦人科検診に行こうと思いたったのがきっかけです。初めは、大阪梅田にあるレディースクリニックを見つけて行きました。子宮の検査は、綿棒のようなもので子宮の部分を擦る検査です。数日で検査結果がメールで送られてきましたが、もう一度来て欲しいと書かれてあり、クリニックへ行きました。
診断は、子宮頚部高度異形成の疑という、初期のがん細胞の発見でした。この状態なら、簡単な手術で治ると聞かされ、住んでいる所から近い大きな病院を紹介して頂きました。それからすぐに、紹介状を持って大きな病院の婦人科へ行きました。そこでまた、詳しい検査をしました。ピンセットのようなもので、子宮を切る感じ？の検査？？数日、少量の出血がありました。やはり、検査結果は良くなく、手術を進められました。手術ほ円錐切除術という子宮頚部を少し切り取る手術です。

病院によっては日帰り手術もできますが、私は通常の2泊3日の入院、手術でした。
手術と入院の日にちをすぐに決めて、その日中に採血や尿検査など、術前検査が行われました。手術はやはり早い方がいいみたいでした。

入院当日は、手術の説明などされました、次の日は麻酔を効きやすくする点滴などが早朝から始まりました。ご飯は食べれません。手術は下半身麻酔です。麻酔が効きにくかったのもあり、私の手術は1時間程かかりました。通常はそこまでかからないそうです。術後で切り取ったものを病理検査に出されました。少しがん細胞があったようですが、綺麗に切り取られたようです。あれから2年半が経ちますが、定期検査でも問題はなく、元気にすごせています。術後一か月は、湯船での入浴や、子宮を圧迫するので自転車に乗れません。

私の場合、自覚症状は何もなく、本当に運が良く初期のがん細胞が見つかりました。
本当に驚きました。子宮けい癌は若い人に増えている病気です。自覚症状がなくても検査をして欲しいです。もし、あの時クリニックへ行っていなければ、子宮が無くなっていたかもしれません。もしかしたら命まで…と思うと怖いです。どうか勇気を持って検査を受けに行ってください。
各市町村では、25歳くらいになると、子宮がん検査の無料クーポンが送られてきたりします。私も初めはそれを使い行きました。