悩みすぎて不眠・うつになりました。一時は家族の付き添いなしでは何もできない状況に。

子供が学校でいじめにあったりで悩みすぎて食欲がなくなるとともに不眠になったので、自宅近くの婦人科へ通院して薬を頂いていました。けれどもあまり改善されなかったので、担当医が紹介状を書くから行ってみなさいと、専門医を紹介されて行きました。
その当時、私はあまりにも症状がひどくて,床から起き上がるのも億劫な状態で、家事などもほとんどできない状態でした。何事にも集中できないため、大好きなテレビ、音楽、雑誌なども、一切みたくなくて、家の周りの音だけでなく、家の中の些細な音さえも遮断してしまいたいと思うほど、症状が悪かったです。

その時の、心療内科の担当医師が初診で、「可能でしたら入院を勧めます」と言いましたが、どうしても入院だけは嫌だったので通院ということになりました。

けれど、一人では運転さえもできないほどの、ひどい症状だったので、家族が運転手となって、毎回付き添いがないと通院できないほどの症状でした。

担当医は、とても親身に話を聞いてくださったり、診断テストなどをしたり、カウンセリングをしてくれ、私に合う薬を調合してくれました。
最初は私に薬が合うかどうかを見るために、１週間ごとの通院という形で、その度に症状を詳しく聞かれました。睡眠、食事、現状の気分など。薬を飲んで、とても自分に合ったのかよく眠れるようになりました。

眠れるようになると、思考も良くなり、少しづつ食欲も出てきて、一旦できなくなっていた家事も徐々にできるようになって、回復ができていまに至っています。

今現在は全く、その当時いただいていた薬は飲まなくても生活出来ています。
当時、精神安定剤や眠剤（デパスなど）いただいていましたが、雑誌等でみると継続してずっと飲んでいると、効かなくなってぎゃくにそれがないとダメになるなどの記載があったりしましたが、先生からは、一旦症状が良くなっても、また元に戻って症状が悪くなる場合があるので、助言どおりに薬を飲むように言われ、結構長く４～５年通院したように記憶しております。

今は、先生の言われた通りにきちんと薬を飲んで通院して良かったと、感謝の気持ちでいっぱいです。
精神的なものは誰でも、掛かる風邪みたいなもので、直ぐには治らないので長い目で見てくださいと言われていました。
また、真面目であればある程かかりやすいものであるとも言われました。
心優しく完璧主義者が、よくなるということのようでした。
誰でも失敗や間違いは有るので、「まあ、いいか～」と言うような、自分を許せるような感じに思えてから気が楽になり始めて、回復してきたように思います。
お医者様の助言や、親身に聞いてもらえるということがとても良い方向に向かわせてもらえました。