病院口コミ検索カルー - 職場の定期健診でレベル4・直径2㎝の大きさ胃癌が発見され、告知を受けました。 : 病気体験レポート
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職場の定期健診でレベル4・直径2㎝の大きさ胃癌が発見され、告知を受けました。

のんべい  (70歳代・女性)

オススメ: 15,639views 2018年03月19日投稿 23votes 0comments

平成23年11月職場の定期健康診断で胃カメラの検査を受け病理検査の結果、医師より「胃癌」である事を告知されました。しかもレベル4で直径2㎝の大きさとの事。
その前年の健診では何も言われなかったので、震災の時期を含む1年の間で発症、進行したものと思われます。

しかし医師からは、早期発見なので、手術すれば治せるので早めに専門病院で再検査を受けて下さいと言われ紹介状を渡される。早めにと言われても仕事しなきゃ生きて行けないし、今迄手術というものを受けた事がない私は唖然としました。暫く悩んで家族に相談。

母子家庭で息子達を育てて来た私には家族は自分の息子達しかおらず、息子達のお荷物になる位なら死んだ方がマシと思っていた私に、息子達からは「お母さんは今迄頑張って来たのだから、これからは何もしなくて良いから、ただ生きていて欲しい」と言われ、翌年の3月に胃の切除手術を受けたが会社は退職しました。
「介護」という、心身共に疲労する仕事を続けられる訳が無い。その後食べられず75Kgあった体重が42Kg迄落ちました。

その翌年には腸閉塞にもなり、予後の身体と闘う日々が6年も続いています。
同じ胃癌という病気でも個人によって違うものです。今は内視鏡や腹腔鏡手術等、身体に負担をかけない手術方式もありますが私は開腹手術を受けました。

因みに、お腹に脂肪が多い方は、開腹手術の方が良いと思います。私の場合も、主治医より、脂肪が多くて、病巣に届く迄大変でしたと、主治医より言われたそうです。

もし、腹腔鏡手術だったら、癌を取りきれなかったかも?と考えると怖くなります。
しかし、食べる事が大好きだった私が、大食いが大好きだった私が、思う様に食べられなくなり、辛く寂しい気持ちにもなります。
あと何年、こんな思いで生きなきゃならないのか?とも思いますが、生きて、息子達の行く末を見届ける事も母親の役目。震災で食べる物もない中を生き抜き、食べられる事の幸せを身に沁みて感じる今です。
手術は成功しても、その後の人生を生きる事は容易ではありませんが、家族の為に、これからも、頑張らなきゃ!と思う日々が続きます。

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