3歳半の子供が腹痛を訴え、ついに緑色の吐しゃ物が。腸閉塞の再発でした。

3歳半の子供がひどくお腹を痛がり、何度も吐いていたので、今流行っている胃腸炎かと思い、様子を見ていました。
お腹が痛い、、、。と言って、吐くと少し楽になるようで、もう夜間の時間だったので、朝イチで病院かな、などと思っていましたが、だんだんお腹をいたがる時間が短くなり、気がつくと何時間もおしっこが出ていない！

うちの子供は産まれてすぐに腸の手術をしており、術後一度腸閉塞になっています。

これはさすがにおかしい、と思い、夜間救急に駆け込みました。
その間もずっとお腹痛い、痛い、と苦しがり、何度も何度も嘔吐、、、。そのうちに緑色の液体を吐き出しました。
これは胆汁で、前回の腸閉塞の時にも吐いていました。

この時点で、きっと腸閉塞だ、と思っていたのですが、色々検査をしないと今は点滴しか処置できないとのこと。
本当につらそうで、衰弱してしまって可哀想でした。

色々検査をして、胃腸炎ではない、との結果。
レントゲンではハッキリと腸閉塞とまではいかないが、小腸の腫れもあるので、おそらく軽い腸閉塞だろう、という判断でした。

腸閉塞の治療は重度だと開腹での手術になりますが、そこまでではない場合は絶飲食、点滴、鼻からイレウス管と呼ばれる管を通して、詰まっている所を取り除く処置になります。

前回は手術後にまた開腹での手術だったのでそんな余裕はなかったようですが、今回は絶飲食がひどくつらかったようで、少し良くなってからはずっとお腹がすいた、と泣き叫んで居て、そばに居る親も辛い体験でした。

腸閉塞は、腸をいじっていると非常にかかる確率が上がりますが、健康な人でも急になることがあります。

血流が阻害されてしまう絞扼性のイレウスだと命の危険があります。

あまりにもお腹を痛がったり、吐いていたり、お腹が膨らんで来たりしたらすぐに受診することをオススメします。