子供と共に成長した卵巣嚢腫、発見は意外にも産後1年経ってからでした。

妊娠中も産後も異常はなく、産前は月経不順ではあったもののすこぶる快適に過ごしていました。
子供が1歳になった頃、ようやく自分の体調に気を使える時期がきました。

なんだか、お腹が痛い気がする。
出産した産院は受付が終了していたので別の婦人科を訪れました。
痛みとしては、あー、なんか痛いわ。
病気かしら？程度の痛みです。
なんだか、普段よりもお腹の左側が何かあるような気がする。

内診をしてもらって先生から、卵巣嚢腫がありますね。といわれました。
この大きさだと、妊娠中にできていたのではないか？とのこと。
青天の霹靂です。
卵巣嚢腫なんて初めて聞きました。
妊娠中も産後も言われていません。
手術してとるといいですよ、と言われて子供を預けられるように実家に近い、若い頃通っていた貝塚市民病院に伺いました。

そちらで腹腔鏡手術を受けて2週間ほどで退院。
麻酔もよく効いていたので、痛みも少しある程度、お薬があれば全く痛まない状態ですこぶる快適な2週間でした。
腹腔鏡なので、おへそと下腹部に計3箇所、小指程度の刺した跡が残りました。この程度なら全く問題がありません。
水着を着ても問題ないです。
卵巣嚢腫をとると、痛みや感じていた腫れのようなものもなくなりました。
先生曰く、そんな大きなものではないから痛みや腫れを感じることは無いはずと。
でも嚢腫をとったあとは、全くなくなったので関係があったのかもしれない、と。

手術の関係で断乳をしたりありましたが、生理も特に問題なくその半年後にあり、出血量も至って普通でした。
また、数年後には子供も授かりました。
卵巣嚢腫は取らない選択肢もあるそうです。
また開腹手術の方法もあるそうですね。
私は卵巣嚢腫、腹腔鏡でして大変良かったです。
何かお腹に違和感を感じたら、すぐに婦人科へ行く癖もつきました。