18年前からうつ病の診断をされています。社会復帰に向けて精神科病院に通院中。

　平成10年秋ごろより、吐き気や胃部不快感があったため、職場の近くにある胃腸科病院で診察を受けたところ、「急性虫垂炎」との診断を受け、虫垂切除術を受けました。
　しかし、吐き気などは治まらなかったため、総合病院の消化器科を受診し、胃薬を調剤してもらいながら、検査等をしましたが異常がなかったため、投薬が中止になり、総合病院の精神科の受診を希望したところ、近隣の心療内科・精神科のクリニックを紹介されました。
　翌日に予約なしで受診を希望したところ、待ち時間はありましたが快く応じてもらい、問診を受けたところ「神経症（ノイローゼ）」の診断書をもらいました。

　しばらくの間は通院を続けながら出勤もしていたのですが、朝になると出勤する意欲がなくなってしまい、欠勤を繰り返していたため、精神科病院への入院を勧められました。

　その時の診断は「うつ病」に変わりました。

　もともと家庭環境がよくなかったため、退院の条件として「実家からでて一人暮らしをすること」と主治医からの提案があり、退院と同時に一人暮らしを始めました。

　だんだん日常生活にも支障をきたしてきたため、職場も休職になり、症状的にも回復してきたころに復職もしたのですが、同期の心無い言葉で再度うつ状態になり、休職期間満了で退職になりました。

　うつ病による意欲低下などで引きこもりがちになり、睡眠にも影響が出てきたため、抗うつ剤や抗精神病薬、睡眠薬の服用が始まりました。

　時々思い付きで行動してしまうこともあり、衝動的に自殺未遂をしてしまったこともありました。
　気分変動もあったため、入退院を十数回繰り返していました。

　現在も精神科病院に通院中ですが、精神科デイケアへの参加や訪問看護、カウンセリングなどで社会復帰を目指しています。

　服用している薬も、抗うつ剤はなしで抗不安薬と自律神経調整薬、睡眠薬2種類のみになりました。

　2016年7月に不眠による睡眠薬調整のため入院したのが直近の入院です。（入院期間18日）

　主治医がよく話を聞いてくださり、初診から診察を継続しているので、安心して治療を受けることができています。

　病棟の看護師や精神保健福祉士などスタッフも親身になって対応してもらい、回復へと向かっています。