子宮筋腫の影響による過多月経やおりもの増加。リュープリン注射で治療。 (写真あり)

３０代初めに不妊治療を受けた際　子宮筋腫があるが今の所治療不要と言われて放置していました。

４０歳を過ぎて　過多月経と貧血症状が出たため婦人科に再受診したところ、貧血の値がひどいと言われ　鉄剤　鉄の注射で貧血の治療を受けました。
筋腫については　手術を受けるのなら紹介状を書きます、急ぎで手術を受ける必要はないのでよく考えて。貧血にならないようきちんと管理できれば　必ずしも手術でなくても良い　とのことでした。

過多月経は辛くて　服を汚すことも多く不便は感じていましたが、
仕事の休みが取りにくいことから　手術はなるべく避ける方向で考えていました。

初めは定期健診に通っていましたが
婦人科は混んでいて通院が大変なので　近所の病院で貧血の検査と　投薬を受けて
貧血にならないよう気を付けていました。
その医師からは　婦人科の方にきちんと通うようにと
助言は受けていたのですが、内診も嫌でどうしても足が遠のきまして…。

数年放置しまして　４８歳の夏。
オリモノの量がだんだん増えてきたことが気になりました。
おりものシートがないと、時に下着だけでなく　服もぬらすことも。
心配して検索したところ
子宮がんでそのような症状がでることがあると知り
何年かぶりに婦人科へ行ってきました。

幸いがん検診は問題なく、貧血も投薬治療のおかげで問題はありませんでした。
オリモノの量が増えたのは筋腫の影響だろうということでした。
筋腫は７センチほど。この大きさだと出血もかなり多いでしょうと言われました。
手術の話も出ましたが
やはり仕事が休みづらいことを医師に言うと

注射で生理を止めてみたらどうか　と提案されました。

手術前に筋腫を少しでも小さくするために
または更年期少し前の方の逃げ切り療法としてうつ注射だそうです。
４８歳という年齢であれば　この注射の影響でもし生理が終っても
問題ないし　と言われました。

注射であれば４週間に１度の通院だけで　仕事を休む必要もないので
やってみることにしました。

１回目の注射は生理の１日目から５日目までの間にうち
次からは４週間ごとに打ちます。
副作用が出る関係で　６回までしか注射を打てません。
３割負担で１万円弱、検査などがある時は１２０００円程かかり高くて驚きました。
（注射をうつことを決めた後で説明がありました）

筋肉注射ですが　打った後揉んではダメなので注意が必要です。
４週間かけて少しずつ薬が溶けて効果があるので
揉むと　一気に薬が効いてしまい副作用が強く出てしまうそうです。

注射の副作用としては　更年期状態になることが知られています。
私の場合は　ほてりと　手首　手の指　足首の関節に痛みが出ました。
４回目の注射の後からは　気分の沈む日が増えたりもしました
（これは元々の性格かもわかりません）
副作用は人によって強く出る人も弱く出る人もいるらしく
私は　それほどひどくなかったので　注射を打ってみて良かったです。
副作用が強い人は　かなり辛いようです。

６回注射を打ち　そのうちの１回だけ　注射の後が赤くなったことがありました。
注射のすぐ後　重い物を運んだりした影響かもしれません。

１回目の注射を打ってから　１か月以上　ダラダラと出血が続き、
不安でしたが、よくあることらしく　特に心配ないと言われました。
その後は　最後の注射から３か月目たつまではずっと出血がなかったので、
体調良く過ごすことができました。
生理が無い生活がこんなに楽だったなんて…。

現在はまた生理が復活しています。
筋腫の大きさは　注射を打っているときは５センチ以下になりましたが
今はまたもとに戻ったようです。
出血量は　以前より少し少なくなっている気がしますが
１０日以上ダラダラと出血するようになりました。
これは　更年期に入りつつあるということなのでしょうか。
次回診察の時に聞いてみようと思っています。