男性更年期障害（LOH症候群）について: 男性更年期障害は、正しくは「加齢男性性腺機能低下症候群（late-onset hypogonadism：LOH症候群）」。加齢に伴って男性ホルモン（テストステロン）が減少したことによって起こる症状。 AMSスコアと呼ばれる加齢男性症状調査表や血液検査にて診断される。
休日や定年後に家の中でゴロゴロしだす、急に頑固になりイライラしているかと思うと、がっくりして元気がない。これは典型的な男性更年期障害の症状。 40歳代から60歳代が多く、社会的責任とストレスが公私共にかかり、テストステロンの減少と重なり発症しやすいと言われている。
主な症状は、最初にうつや不眠・イライラ・集中力や記憶力の低下などの「精神的症状」が現れることが多い。その後、EDや性欲減退などの「性機能関連症状」やほてりや筋力の低下や疲労感などの「身体的症状」が発症するとされる。日本には、約600万人の潜在患者がいるとされる。

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