医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院 の口コミ・評判

私が心臓に問題ありと診断されたのは、私の勤める会社の秋の健康診断で人間ドックに入った時。
診断結果は不整脈あり、精密検査の必要あり
との宣告だった。
仕事の関係で不規則な生活が避けられない、酒もたばこも人並み以上だったから「そのうち医師に何か言われるのでは」の不安はあったが、もろに再検査を言われ「やはり」と思わざるを得なかった。
同じ病院で再検査を受ける手もあったが、自宅近くの総合病院の循環器科が有名だったことを思いだし、万一入院となった場合を考え、鎌倉市の湘南鎌倉総合病院で再検査を受けた。
案の定というか、まさかというか、再検査の結果は、
「すぐ入院してください」だった。
病名は心房細動という。
すぐ入院手続きを取った。
入院翌日にはカテーテル治療。
約1時間ほどの治療を終え病室に戻ったが、やはりまともな入院経験などない私には居心地が悪い。
担当医はニコニコ顔で「大丈夫ですか」と言ったが、私にすれば未経験の心臓病だから気分がいいはずもない。
入院は3泊4日、それからは毎月の通院の生活が続いた。
その後担当医が代り、斎藤滋医師（副院長）のお世話になった。
阪大医学部出身で、日本カテーテル学会の会長でもある。
髭面で自転車を趣味とする面白い先生で、診察のやり取りも実に気軽にできる。
今は4カ月に1回の診察となったが、心房細動は消えていないが、体調はすこぶるいい。
患者にとって、やはり医師は安心感の持てる人がいい。
医師と言えども人間だから「合う、合わない」はある。
病気に関わることだから、人間的にも「合う」医師に診てもらうべきだ。
もし、少しでも不信感があるようだったら、ぜひ医師の交代をしてもらうべきだろう。なにせ、命に係わることなのだから。