医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院 の口コミ・評判

　高校二年生の時に突然片耳の詰まりと頭痛が起こり二週間以上続いたため地元の耳鼻科にかかりました。耳の異常は見られず、処方された薬も効果がなく結局こちらの病院への紹介状を渡されて通院しました。
　症状を伝えると検査してくださいましたが何も分からず、別の科に案内されました。そこでも特に身体的異常は見られず結局強い鎮痛剤とそれに伴って起こる胃痛を和らげる薬をもらい服薬しました。しかし根本的な解決にはならず、どんどん胃は荒れてご飯を食べるのも辛くなりました。その後の通院でも鎮痛剤を強くしていくことしかできないと言われ、耳鼻いんこう科に回されました。
ここで担当だった女医さんに軽く診察してもらい症状など伝えていたのですが「これ以上検査しても何も出ません」と冷たく言い放ち、診断室から出されてしまいました。
私は藁にもすがる思いで通院していたので、自分がどんな状態でどうしたらいいかも分からず突き放されて、病院の廊下で涙がこぼれました。その直後に別の科の診察で目の赤い私を察して「あなたが悪いわけではないんですよ」と声をかけてくれた先生も居ましたが、たらい回しに疲れて結局通院をやめました。

その後頭痛は悪化して朝も度々起き上がれなくなり高校の最後は休みがちになりました。精神的な落ち込みもひどく、生理前には必ず微熱と鬱のような症状が出るようになりました。大学二年生始めの頃に人混みで手が震えるようになったため、先日覚悟を決めて全く別の精神科を受診したところ、自律神経失調症でした。

あの一件以来病院に頼ることが怖くなり、全部自分で解決しようと四年間必死に生きてきました。
心因性のものだと見抜けずはじめに耳鼻科を受診した私も悪かったのかも知れません。人見知りで未熟な高校二年生だったので自分の症状を伝えるのが下手だったのかも知れません、でもここまで生きるのに本当に苦しみました。
自律神経失調症は自力で治せません。それすら知らずに毎晩ストレッチをしてみたり整体に行ったり、治そうと必死に抗いました。

湘南鎌倉は救急の受け入れ拒否がないと地元でも有名でした。実際に車に轢かれた弟を受け入れてもらったこともあり本当に感謝しています。
しかし、今回の私のような繊細な病気や症状に対してはなかなか向き合う余裕がないのかも知れません。病院内に精神科もあるようですが、紹介すらされませんでした。