子宮筋腫特集
子宮筋腫に悩む方へ腹腔鏡による手術で助けになりたい (7/9) 四谷メディカルキューブ 副院長 ウィメンズセンター長 子安 保喜 先生に聞く
掲載日: 2014年05月26日
記者: 具志林太郎
患者さんの目線立った医療サービスを提供
記者:手術以外の点で四谷メディカルキューブの特徴はございますか?
子安先生:患者さんのために何ができるかを患者さんの目線に立って考え取り組んでいる点です。例えば、当院では術後強化評価システムを行っています。これは、術後の回復で一番早いのはどのような方法かを調べ実践するものです。
その結果、術後早期から食事を開始しています。以前までは食事は腸が動いてからでしたが、今は食べることで腸を動かすという考え方に変えました。また、術前の絶食も期間が短い方が術後の回復が早いという考え方が出てきまして、食事は前日の23時まで召し上がっていただき、水も術前3時間まで飲むことができます。
また、術前の点滴もないですし、浣腸、下剤もありません。手術室にもご自身で歩いて向かいます。スタッフと患者さんの動線も分けているため怖い思いをすることはありません。さらに病室は全室個室になっています。
これらの取り組みを行えたのは患者さんがいかにストレスなく治療を受けられるか、術後の回復をいかに早く行って元気になって頂くかをスタッフ一同が患者さんの目線に立って真摯に考え続けた結果だと思います。