子宮筋腫特集
子宮筋腫に悩む方へ腹腔鏡による手術で助けになりたい (6/9) 四谷メディカルキューブ 副院長 ウィメンズセンター長 子安 保喜 先生に聞く
掲載日: 2014年05月26日
記者: 具志林太郎
日本産婦人科内視鏡学会の技術認定医が手術を担当
記者:子宮筋腫の手術を担当される医師について教えて頂けますか?
子安先生:手術を行うのは、日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定医を取得している医師で私を含め3名です。原則的に私の目の届くところで手術を行っています。
技術認定医がいるかいないかは病院選びの際に大事になると思います。また、今年当院は日本産婦人科内視鏡学会の認定施設に申請しておりますが、こういった認定施設であるかどうかも病院選びの参考になると思います。
記者:子宮筋腫手術の費用について教えて頂けますか?
子安先生:現在のところ当院の子宮筋腫核出手術は原則として健康保険が適応されない自由診療で行っています。これは、当院では難易度が高く、大変な症例がほとんどで必要な器具や時間が通常の手術より多くかかるためです。
以前は保険で手術を行っていたのですが、手術を行うたびに赤字になっておりまして、これではせっかくの腹腔鏡補助下手術が継続できず、この手術を望んでいる方へご提供できなくなりそうになり自由診療へ切り替えました。
しかし、2014年夏ごろからは初診の結果、保険が使える範囲で手術可能と判断した方には、保険診療を再開する予定です。