野々市市堀内の掌蹠膿疱症の口コミ(1件)
- エリア
- 石川県野々市市堀内
- 病気
- 掌蹠膿疱症
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医療法人社団 こじまクリニック (石川県野々市市)
[症状・来院理由]
小学3年生の時、手に痒みを覚え、目を凝らして見てみると多数の小さな水泡が。
つぶしとけば治るだろうと、針で潰して水を抜いてみました。しかし水泡はなくなるどころか、日が経つにつれ勢いよく数を増していき、大きくなってきました。痒みもピークに達していたので、県内の皮膚科に通いました。
ところが全く良くならず、手袋包帯状態になってしまい、鉛筆を持つのも困難でした。
別の皮膚科に変えてみましたがここでもまだ治らず。そして三番目に訪れたのが、口コミで有名だった「こじまクリニック」でした。今までの皮膚科では病名がはっきりしなかったのですが、こじまさんは「掌蹠膿疱症です」と病名をはっきりさせてくれ、治療方針もはっきりと伝えて下さいました。
発症の理由は不明な病気である事・長い付き合いになるが、数年かけて徐々に良くなる人が多い事などの情報も得られました。
こじまさんから薬を貰ってからは、手の痒み・水泡も落ち着いて、私も母も安心しました。それからというもの、こじまさんに月二回通ってお薬をもらい、この病気とうまくつきあっています。発症からかれこれ12年経ちましたが、症状は徐々に良くなっていると思います。
[医師の診断・治療法]
手の湿疹、痒み、水泡が無菌であった事(水泡を潰して、中の水を検査しました。)から、掌蹠膿疱症と診断されました。
治療方針は薬物療法とステロイドの軟膏を患部に塗り、寛解にまで持っていくという事でした。今では一日3錠の薬と軟膏でうまくコントロールしています。昔は漢方に加え、1日5錠も飲んでいたので、段々症状は良くなってきているのかなと思っています。
また、この疾病は自己免疫疾患であり、自分の免疫細胞が自分自身を敵とみなして攻撃してしまう事により起こる病気です。なので根本的な治療は難しいのですが、ビオチン療法という治療が有名です。
私も今年病院を変えて、ビオチン療法が有名なクリニックに行ってみたのですが、私が看護学生という事もあり、ビオチンだけではうまくコントロール出来ませんでした。(看護の実習中、病院で手を洗ったりアルコールに触れる回数が多く、手に刺激となったようです。)結局またこじまさんに戻って、根気強く薬を飲み続けています。
[感想・費用・待ち時間・看護師などスタッフの対応]
昔から通っているので診察は手を見せて近況報告をするのみで3分もかかりませんが、初診の患者さんの場合もっと時間をかけて診てくれると思います。
話しやすいベテランの先生です。金沢大学出身の先生なので技術もたしかです。待ち時間は長い方だと思います。特に連休明けや土曜日は混雑し、二時間待った事もあります。
平日の昼はガラガラなのでオススメですが、会社員や中高生は難しいですね。また、待ち時間は長いですが、診察券をだして、事務の方に「外出してきます」といえばクリニック外で時間を潰すことも可能です。私はいつもこの方法を使っています。院外処方なので、お薬はクリニック隣にあるてまり薬局で貰ってください。スタッフの対応も悪くありません。
待ち時間: 1時間〜2時間 通院 | 薬: クラリチン錠10mg、ニポラジン錠3mg、セレスタミン配合錠 |
料金: 1,200円 ※内服薬三種類二週間分の値段です。軟膏も貰うとこれより高くなります。 |
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- 掌蹠膿疱症