高校一年から始まった解離性障害と摂食障害に悩まされています

はじめに・・。
お薬の効果は本当に個人差があり、副作用も様々なので割愛させていただきます。


＜通院歴と解離性障害・摂食障害とわかるまで＞

＜解離性障害＞
幼少時から母親のヒステリーに悩まされ、「視野が狭くなる」「今自分が何処にいるかわからない」「突然発作的に黒いモヤに囲まれた状態になる」等の症状が小学生頃からありましたが、なぜそうなのか？という事はわかりませんでした。
大人になり離婚後、症状が悪化し、友人に勧められ精神科に通院することに。

＜摂食障害＞
高校一年生から始まりました。初めはダイエット目的でしたが、徐々に悪化。過食嘔吐の毎日でした。


＜1施設目＞
西新宿メンタルクリニック
＜処方薬＞
リーゼ錠・デパス錠・ジェイゾロフト錠・アナフラニール錠・セパゾン錠・セロクエル錠
＜診断結果＞
離婚による抑うつ状態と診断。
＜治療内容＞
処方薬を渡される意外特にありません。
摂食障害については一切触れられる事はありませんでした。
治療内容について納得が行かなかったため転院。

＜2施設目＞
池袋西口メンタルクリニック
＜処方薬＞
リーゼ錠・デパス錠・デプロメール錠・パキシル錠・セロクエル錠・ハルシオン錠・アナフラニール錠
＜診断結果＞
離婚による抑うつ状態と幼少期の過ごし方の問題があると診断。
＜治療内容＞
先生とゆっくり会話をしながらの治療でした。特に幼少期について細かく向き合いながら話し合いをします。
摂食障害についてはこちらでも一切触れられる事はありませんでした。

とても良い先生でしたが、一向に良くならず転院。

＜3施設目＞
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター病院
＜処方薬＞
無し
＜診断結果＞
境界性パーソナリティ障害と診断。女性の先生でしたが、大変事務的で威圧的。
＜治療内容＞
自宅から遠い点と大変長く待たされること、また先生との相性が悪い為無しです。



この時点で通院歴4年目。そろそろ自分が本当は何の精神疾患なのか分かりたくなり、すがる思いで東京大学医学部附属病院の「こころの検査入院」を希望しました。


＜4施設目＞
東京大学医学部附属病院
＜処方薬＞
無し
＜診断結果＞
ようやく解離性障害と診断。「こころの検査入院」は必要ないとの事で、解離性障害の専門医である柴山 雅俊先生を紹介いただきました。
＜治療内容＞
無し

＜5施設目＞
虎ノ門山下医院
＜処方薬＞
デパス錠・デプロメール錠・トリプタノール錠・バルデケンR錠・トレドミン錠・レンドルミンD錠
＜診断結果＞
まず、西荻窪の東京女子大学内の柴山 雅俊先生の研究所で細かい検査（ペーパーテスト・話し合い）を受け、確実に解離性障害だとわかった時点で虎ノ門山下病院に通う事になります。
先生は明るく楽しく面白い方でした。
＜治療内容＞
幼少期にどのような事があったのか？今現在解離性障害の中でどの様な症状が出ているか？など様々な角度から質問されます。
摂食障害については一切触れられる事はありませんでした。

とてもお世話になりましたが一向に良くならず、自宅から遠い点と、質問が段々と同じになってきた為転院。

＜6施設目＞
医療法人社団上桜会 ゆうメンタルクリニック池袋院
＜処方薬＞
エビリファイ錠・リボトリール錠・バルデケンR錠・フルニトラゼパム錠・トレドミン錠・レンドルミンD錠
＜診断結果＞
解離性障害と摂食障害と伝えました。
＜治療方法＞
初診の場合簡単な木のイラストを描かされます。帰り際に自身の基本性格等が書かれた紙を渡されます。

月一度精神薬を常用する為、血液検査が行なわれ、結果に問題があれば他診療科目の受診をする様にとのアドバイスもされます。

私の場合摂食障害もあるので薬だけでは無く、カウンセリングも必要だと言われました。
そこで、ここでは受けやすいお値段でカウンセリングを行なっているため受けてみましたが、一向に改善する事はありませんでした。

先生が何人もいらっしゃるので、当日に時間限定予約も可能。お仕事をされていたり、多忙な方にはとても向いているかもしれません。

最終的に投薬治療のみになった為転院。

＜7施設目＞
市ヶ谷メンタルクリニック
＜処方薬＞
リボトリール錠・デパス錠・フルニトラゼパム錠・グットミン錠
＜診断結果＞
解離性障害と接触摂食障害と伝えました。
＜治療内容＞
先生はとても明るく、のほほんとされていて、とても良い方です。
NLPセラピーという手法を入れていて、この病院も別にNLPカウンセラーさんによるカウンセリングを受ける事ができます。
院内処方なのでとても便利です。

カウンセリングはちょっとお値段が高いです。しかしながら初めて受けた時衝撃を受けました！
こんなセラピーがあるんだという感じです。
納得のいく治療とようやく出会えたと感じています。

現在2度目のセラピーを受けました。黒いモヤが発作的に出てきた時の対処法をアドバイス頂き、実際にやってみるととても効果があるので、自宅で訓練中です。

摂食障害による過食嘔吐も毎日だったのが、回数が減ってきました。
こちらの病院で、投薬とカウンセリングによる治療を今後も続けて行こうと思います。


精神科に通院を始め約9年。様々な精神薬を飲み、沢山の先生方とお話をしてきましたが、こればかりは相性。
投薬のみで完治する場合もあれば、カウンセリングやグループカウンセリングが必要な場合もあります。
自分に合った治療法を焦らずゆっくりと探すのが重要ですね。