何気無く受けた保健所での血液検査で発覚したC型肝炎

主人が何気無く会話の中で「保健所で無料の血液検査があるらしいよ」と言った事がきっかけで、電話で予約して2人で受けに行く事にしました。
そこで私がC型肝炎ウイルスに感染している事がわかりました。
今思うと、足や手が少し黄色みがかっていたのと、疲れやすくだるさがあったのは、C型肝炎が原因だったのかな？と思います。

血液検査をした保健所から近くの市立病院に行き、しっかり検査をしてみて下さいと言われ受診してみました。
市立病院に通うようになり、そこでまた血液検査をやり、病院からまた新たにC型肝炎と診断されました。
エコーで肝臓にガンやポリープなどの有無を調べ、他には血液検査でウイルスの型などを調べました。
その後、暫くはASTとALTという肝臓の数値を下げるウルソという薬を処方してもらい飲んでいました。

一通り検査が終わり、市立病院から紹介状をもらい山梨大学医学部付属病院へ行きました。
そこで入院の予約して空きを暫く待ちました。
3ヶ月程待ち、大学病院から電話を頂き、入院が決まり、10日間程入院しました。
その10日間の入院では、1日目にエコーを行い、2日目は検査などはなく安静にしていました。
3日目は、副作用で視力が落ちる可能性があるので、眼科へ行きました。

そして、4日目に肝生検（肝臓生体検査）という肝臓に麻酔をして針を刺す検査をしました。
肝生検では、肝臓の障害の程度が解るみたいです。
例えば、肝臓の硬さやガンが疑われる場合は、良性か悪性かが鑑別出来るようです。
肝生検の針を刺す時は、麻酔をしているので痛みは無いのですが、ドンッと押されるような刺激がありました。
その後は6時間程ベッドから動けず、枕もせず寝ていました。
朝からご飯を抜いていたので夜には相当お腹が空いていましたが点滴をしていたので、何とか乗り越えられ、夜20時くらいには夕食がとれました。

6日目になり予定通り、先生がベッドまできてくれて1回目のインターフェロン注射を打ちました。
その日の夜は副作用で高熱が出て、思わずナースコールを押して下熱薬をもらいました。
その日はあまり眠れず朝が来ました。
朝食はあまり食欲がないなか食べました。
そうこうしているうちに、10日間たち、退院の日が来ました。
その後は、家でレベトールカプセルを朝と夜飲み、一週間に1回6ヶ月間インターフェロンの注射を打ちに通院しました。
その結果、運良く5回目の注射でウイルスが消えている事がわかりました。

私が治療中、C型肝炎の人が集まる、にほんブログ村というサイトをみて参考になり、とても励みになりました。
最後に、同じ病気で悩んでいる皆様へ
私自身、診断された時はとても落ち込み、不安がいっぱいでしたが、今は大体の方が治る病気になってきています。
大変かもしれないですが、病気に勝てた時の気持ちは辛い治療や大変だった事もウイルスと一緒に消えてしまったようです。
皆様も強い気持ちで病気に勝って下さい。
応援しております。