良性発作性頭位めまい症を発症してもう15年、完治していない状況です。

15年位前に、経験した事のないようなめまいがありました。
それ以来1年に1-2回程発症し、繰り返しています。
これまでに、4件の耳鼻科と脳の検査をしましたが、根本的な原因は不明のまま完治していない状況です。

・病気に気づいたキッカケや、その時の症状
突然、長時間続くめまいで、視界が右から左に流れたりグルグル回った状態

・受診する病院をどのように選んだか
最初は吐き気が止まらず頭がフワフワした状態（浮動性）があり、熱はなかったのですが胃腸風邪だと思い内科を受診。結果は胃腸風邪と診断され、点滴と風邪薬をもらい帰宅。
2日ほど様子を見たのですが、吐き気はずっと収まらず突然今まで経験したことのないめまいが出ました。視界が右から左に流れたり、眼球がグルグル回った状態（回転性）で、寝ていても起きていても収まらず、トレイも這って行ったくらいです。寝て起きた時、頭を動かした時、寝返りをしたときなど・・・。
めまいが治まらず、丁度週末だったため、総合病院へ急患で入りました。
その時の看護師さんが私の状態と目の動きを見て「これは、耳鼻科ですね！」と言ってくださり、急患だったので耳鼻科の先生が不在で、当日は吐き気止めの点滴をし帰宅。

・診察・検査の内容や診断の結果
耳鼻科へ受診
聴力検査（メニエールは聴力が原因）
注視眼振検査（目の揺れ・動きを見る）
重心動揺検査（台に乗って重心を見る）
頭位変換眼振検査（専用のメガネをかけて、目の動きを見る）
温度眼振検査（お湯を入れる検査、めまいを起こさせて状態を見る）など
脳のＭＲＩ
結果、耳には異常がなく、良性発作性頭位めまい症と診断
起きる時期や、目の動きのパターン、めまいがある時間が長い。などから、良性発作性頭位めまい症 ではないのではないか。と言われたことがあり、大学病院へも行きましたが結果は変わりませんでした。脳のＭＲＩも正常です。
年齢的に自律神経系と言われ、検査もなく処方のみの病院もありました。
それ以上の原因追及や治療法はなく現在に至ります。

・病院で受けた治療や処方された薬の効果
ジフェニドール・アデホスコーワ・カリジノゲナーゼ・メコバラミン・ドンペリドン
吐き気止めの点滴。ほぼ血流を良くする薬と吐き気止めの処方です
毎回1週間ほどでめまいが落ち着き、正常の生活に戻れます

・参考になった書籍や雑誌、Webサイトなどの情報
良性発作性頭位めまい症は、三半規管の石のズレのようですが、じっとしているとダメ。頭を積極的に動かして！など、よく掲載されていますが、人により状態はすごく辛いです。簡単に考えられているのが悔しいですが、積極的に動かす事は避けたほうがいい気がします。

・同じ病気を抱えている方へのアドバイスやメッセージ
ピルを処方している間はめまいが起きなかったので、ホルモンも関係しているのかなと思います。後は睡眠状態です。寝る時間が遅い日が続くと発症してしまうパターンが多いのと、台風や温度差なども気になります。どれも自律神経の影響もあると思うので、女性は年齢と共に更年期も出てくるし、不規則な生活は避け、日々ゆったりと過ごしていくのがいいなと思います。
根本的な原因がわからないので、病名が良性発作性頭位めまい症となるのだと思いますが、繰り返しが多いので気長に付き合うことをお勧めします。