子供が耳の下の痛みを訴えました。高熱も出ない、腫れないけどおたふくかぜでした。

子供が耳の下あたりが少し痛いと言い出しました。
周囲で1か月～3週間ほど前におたふくかぜが流行っていて、数人が時間差で次々に発症していたのでもしやと思い小児科を受診。

おたふくかぜですと頬の辺りが腫れたり、高熱が出たり、食べ物が痛くて噛めない、などのイメージでしたが、殆ど腫れていませんでしたし、熱も平熱よりやや高い37度5分ほど。痛みもないので食事も問題なく食べられました。

典型的な特徴とはだいぶ異なるので、たぶん違うのではないかと思いながらの受診でしたが、やはりおたふくかぜの診断で驚きました。
腫れが出ないおたふくかぜ、高熱が出ないおたふくかぜ、痛みが無いおたふくかぜもあるのだということを学びました。
食事もとれるしやや熱っぽい以外は至って元気で、家じゅう走り回っている状態。受診しなければおたふくかぜだとは気づかず、ただの軽い風邪かと思い過ごしてしまったかもしれません。

潜伏期間があるようで、周囲におたふくかぜに掛かった子がいたら、すぐにではなく3週間くらいしてからでも発症することがあるそうなので要注意です。
また、罹患したら周囲に移さないように出席停止期間も5日間あるので、少しでも疑いがあれば受診すべきだと思いました。