尿管結石とコントレックス (写真あり)

尿管結石

この病気は、初めてかかった方は、予備知識がないとその痛みから大変に驚いてしまうかもしれません。突然、原因も分からないまま激しい腹痛に襲われるのですから。包丁で刺され続けるような、おぞましい痛みです。

３０代半ばのころ、翌日に仕事を控えた私は早めの就寝準備をし、床につきました。すると、夜中の２時ころ、お腹の痛みを覚え、目が覚めました。食べ過ぎなどの腹痛の原因となる行為に身に覚えがなく、とりあえず正露丸を飲んで再び床につきました。

…４時近くなっても痛みが止まらず、それどころか、ますます酷くなり、背中まで痛みが広がっている感じがして、（これは、何か大きな病気なのか）と思い、焦りました。

当時、私は１人暮らしで近くに親族もおらず、このまま万が一意識を失ったりしたらそのまま…という最悪の事態も考え、意を決して救急車を呼びました。私の人生で初めての救急要請でした。

そして、冷静に、保険証や財布など用意し救急車を待つのですが、救急車を呼んだ途端、何かがはじけたように、物凄い激痛がお腹と背中を走りました。

（このままでは、救急車が来る前に死ぬかもしれない！）と思い、早く発見してもらえるように、慌てて家を飛び出し、道路にうずくまって待ちました。

その後、無事救急搬送され、診断を受けたところ「尿管結石」という診断を受けました。

疲労が溜まったり、水分が足りなかったりすることによりカルシウムの沈殿物がじん臓と尿管の間に固まって障害となり、痛みが生じるとのことでした。カルシウム結石というものでした。

私の場合、それほど大きくなかったので、入院した翌日に、結石は排尿時に自然に出てしまいましたが、数ミリの石みたいな固まりで、これが身体の内部を突っついてあれほどの激痛が来るとは、驚きました。

水分補給が足りなかったり、運動不足も原因のひとつのようで、その後は水分補給、適度な運動を心掛けることにより病気にはなっていません。

この病気は男性に多く、何度もなる方もいるようです。

ここで、ぜひお伝えしたいことがあります。実は、水分補給については、結石になる前から、気を付けてはいたのです。コントレックスというミネラルウォーターをよく飲んでいました。

ミネラルウォーターは多数の種類がありますが、大別すると硬水と軟水に分けられます。私は、硬水であり、健康にはとてもよい、コントレックスという水を当時、毎日飲んでいました。

この水はフランス産の超硬水で、硬度が１５００くらいあり、慣れないと飲みにくいですが、新陳代謝を促し、ダイエットにも効果的で妊婦さんもよく飲んでいる水です。

しかし、この水はカルシウムを多く含んでいるのです。

コントレックスを使用した健康法についてなどは別の機会に譲りますが、この水はカルシウムを多く含むことから、結石に限っては、あまり良くないのかな、とも思いました。

ただ、新陳代謝を促す水で、身体には良いはずですし、原産国のフランスではコントレックス水のプールや、コントレックスに水による治療の保険適用を国が認めているほどのものです。

バランスのとれた食事や、適度な運動を心掛け、今でもコントレックスを飲み続けていますが 尿管結石は、その後、１０年以上、なっていません。

水分補給は大事ですので、気になるなら、他の水でもよいかと思います。適度な運動と水分補給により、石が固まって大きくなる前に外に出すことが大事です。

初めてなったとき、予備知識がないとパニックになってもおかしくないほどの痛みですので、よければ参考にしてください。

【追記】
ここまで書き終えて、参考にしたURL を改めてよく見てみると、尿管結石の主な原因であるシュウ酸カルシウム結石の原因となるものは、カルシウムではなくシュウ酸であり、シュウ酸はカルシウムと結合することで吸収されてしまうため、カルシウムはむしろ、どんどん摂取しなさいとありました…！

いやーこれは、１０年前、病院では言われなかったことです。やはり、カルシウムを多量に含むコントレックスを愛飲し続けたのは間違いではなかったのだと、最後の最後に納得しました。