尿管結石の激痛で救急搬送。漢方薬の服用と自然排出を選択。

仕事中に急激な腹痛で立っていられなくなり、救急車で掛かりつけの病院へ搬送されました。
余りの痛みで過呼吸になり、手足の感覚が麻痺しました。あの時は、「このまま死んでしまうのではないか？」と、恐怖で一杯になりました。
しかし、かかりつけ医は市民病院へ行くように指示し、救急車でそのまま市民病院へ搬送されました。
いままで経験した事のない激痛が続く中、少しですが、ベットで待ちました。
自分の中では、長い時間に思えましたが、大した時間ではなかったかと思います。
色々問診され、レントゲンを撮りました。
だんだんと痛みが和らいできました。
歩けるくらいになった時に、再度呼ばれて結果を聞きました。
尿管結石でした。5mmX11mmの刺々しい石が写っていました。
その日はなんとか家にかえりました。

漢方薬を希望したら、出してくれました。

後日診察で、自力で出すか、超音波で粉砕するかの2択を迫られました。
超音波の場合は、尿管から管を挿入して膀胱まで達したらそこで石を粉砕するという説明を受けました。
導尿した経験から、尿管に管を挿入する激痛を経験していたので、恐怖が蘇り、自力での出産を希望しました。
石を溶かす漢方薬を服用しながら、水を沢山たくさん補給して排出のお手伝いをしました。
その間は血尿が出たり、腰痛がしたりしていました。
なかなかすぐには出てきませんでした。
チャンスを伺っているのでしょうか？

しかし、時は満ちました。


放尿する際に、尿道の奥で異物感がしました。

「産まれる」

と、直感的に感じました。

激痛と血尿と共に、我が体の一部だった剣山の様な石粒が、尿道を通って出てまいりました。
思わずその場で脱力し、へたり込んでしまいました。

結局、自力で出産したのですが、精神的にも主治医には随分と助けられました。

あれからは毎日たくさんの水を飲み、尿意があれば我慢せず放出するようにしています。

もう2度と、あの痛みは経験したくありません。