成人してから甲殻類アレルギーに。同じ症状ばかりではなかったです。

成人するまでは、(特に幼少時)エビと蟹は大好物でどんな調理法でもいくらでも食べれてました。
が、20代の半ばにいつものように回転寿司店で非加熱の甘エビ2匹を口にした途端に歯ぐきがむずむず痒くなり、お茶を飲んでも収まるどころか次第にお茶も飲み込めないほど喉の奥が腫れあがりました。
その時は食中毒とは思えず、もしかしてアレルギー？と思うだけで時間の経過と共に治まったので病院には行きませんでした。検査もせず、避けておけばいいかと言う程度で。
後日エビフライを恐る恐る口にすると異常はなかったので、調理法(加熱度)の違いかなと思っていました。
実際仕事上、素手で大量の生エビを触って天ぷらを揚げ続けると指に湿疹が出るので。
しかし、水ゆでしたエビを警戒しつつ口にした直後何ともなかったので食べ続けると程なく顔面全体に強烈な痒みと共に蚊に刺されたような蕁麻疹が現れ、アイスノンで冷やしながら救急病院にかけこみました。
すぐに冷やしたのが悪化を防げたのか、幸い呼吸困難や発熱には至らず1時間後には蕁麻疹も引き始め、ステロイド性の痒み止めを処方されて帰宅できました。
正式に検査せずとも、以上の状況と症状から間違いなく甲殻類アレルギーに疑いの余地はありませんでした。
私の経験では、アレルギー反応は同じ症状ばかりではない点と限定した摂取方法でなくとも発症する点、又ネット上で知り得た情報通り｢甲殻類アレルギー体質は花粉症やハウスダストアレルギーにも過敏になる(逆に花粉症の人が甲殻類アレルギーになるとは限らない)｣と言う点です。
甲殻類に異常を示した頃より年々花粉症が顕著になりました。
甲殻類アレルギーは卵や小麦粉アレルギーよりは回避しやすく、又普段の栄養摂取にも影響はありませんが、会食の場では寂しい思いはします。
家族遺伝の心配はないようですが。